2020年1月6日月曜日

NISA口座から特定口座へ

NISA制度が始まってから早数年。
NISAでは最長投資期間が5年に設定されているため、
売却せぬまま期限を迎えるとロールオーバーするか
通常の口座に移動させるかを選択することになります。
一昨年分は全てロールオーバーしましたが、
昨年分は一部のみロールオーバーし、
他は特定口座へと移しました。
この移した分がどう表現されているか
以前から興味があったので調べてみました。
なお対象はSBI証券の国内株式です。

ロールオーバーしていないと、
年末(大納会後)の時価で購入した体裁で
特定口座に移されると聞いていましたが、
[買付日]は2018年12月31日や2020年1月1日ではなく、
本当にそれを購入した日のままになっています。
実際の購入価格である[参考単価]もその当時のままですが、
[取得単価]は時価になっているようです。
ある銘柄を何回かに分けて購入していると
[取得単価]は通常[参考単価]の加重平均になりますが、
NISAから移した分があるとこれらは一致せず、
これら評価額の差額が隠れた(非課税対象分の)利益、
または損失となります。
ぱっと見て全含み益(損)がわからないのは
いいとは言えないものの、特定口座に非課税分の
数字が混じっている方が余計悪いので仕方ないですね。
ともかく、隠れ損益があることだけは覚えておかないと。

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