古めのLinux系OSをインストールしようとしてよく問題になるのが
Intel社製ネットワークインターフェイス。
多くの場合OS標準ドライバでは動いてくれません。
先日触ったLenovo ThinkPad L570もそうでした。
しかしどうすればいいのかは既に分かっています。
Windows10とUbuntu14.04のデュアルブートにしていたため、
Windows側で[Windows]ボタンを右クリックし、
[デバイスマネージャー]から[ネットワークアダプター]を調べると
Intel(R) Dual Band Wireless-AC 8265 Intel(R) Ethernet Connection (4) I219-Vとなっています。
Ubuntu側では"lspci"を実行してその結果を抜粋すると
Ethernet controller: Intel Corporation Device 14d8 (rev 21) Network controller: Intel Corporation Device 24fd (rev 78)と表現が異なっていますがまあ気にしないことに。
で、これらをサポートしてそうなデバイスドライバを探すと、
有線の"e1000e-3.3.6.tar.gz"と
無線の"iwlwifi-8265-ucode-22.361476.0.tgz"が見つかりました。
早速インストールです。
まずは有線から。以下を実行します。
# tar zxf e1000e-3.3.6.tar.gz # cd e1000e-3.3.6/src/ # make installリブートすればつながるかと思いきや残念ながらだめ。
その後も散々試して諦めかけたとき、modprobeの以下の結果に着目。
# modprobe e1000e modprobe: ERROR: could not insert ‘e1000e’: Required key not availableこれを手がかりにネット検索していると、
Secure Boot を無効にしないとダメとか言う情報をキャッチ。
そこでPCの起動時に[Enter]押して[F1]でセットアップに入り、
[Security]タブの[Secure Boot]メニューから
[Secura Boot]を[Disabled]に変更して[F10]で保存して終了すると…
有線LANが動き出しました。
呪いがかかっていたんですね。はたはた迷惑な機能です。
ところで無線LANの方は諦めました。
どうもUbuntu14.04ではダメで16.04にアップグレードする必要がありそうです。
事情があって14.04に留まりたいためそれは却下です。
まあちょっと古めのLinux対応USB-WiFiアダプタを
挿せば使えるので気にしてはいません。
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