2022年2月8日火曜日

SUPER BOWL LVIへのディビジョナルプレーオフ

ワイルドカードプレーオフに続いてディビジョナルプレーオフです。
1つ目はベンガルズ対タイタンズ。
タイタンズは第1シードですが、そんなに圧倒的に強い感じはなく、
特にRBヘンリーが欠場した終盤は調子を落としてます。
しかしヘンリーはこの試合から復活ということで
タイタンズはランでゴリゴリ押してくのかと思いきや、これが不発。
おまけにQBタネヒルは要所でINT献上。いいとこなしです。
ただD#はすごい。ベンガルズQBバロウを9回もサックしました。
そんな脆弱なOLの後ろでもバロウはしっかり進めてFGで得点を重ね、
19-16でベンガルズ勝利。
Q3には同点に追いつかれますが、
残り4秒から52yのFG成功で突き放して勝利をもぎ取りました。
痺れるゲームでした。

2つ目は49ers対パッカーズ。
パッカーズは結局のところQBロジャースのチーム。
ロジャースが出れない、あるいは調子が悪ければ勝てない
ロジャース次第なチームです。
この試合もそれが出ているようでO#は低調。
とはいえ49ersのO#も低調。
特にQBガロポロはパスを投げる度にINTされそう。
ほんと心臓に悪い。
ただ両者締まったD#合戦という印象でもないんですよね。
そんな中勝敗を決めたのがスペシャルチーム。
49ersはロングパントリターンはもちろん、FGブロックやら
パントブロックからそのままTDやら食らわしパッカーズSTを粉砕。
13-10で49ersが勝利しました。
違う意味で痺れました。

3つ目はラムズ対バッカニアーズ。
ラムズD#がバッカニアーズOLを圧倒して全く勝負にならず、
前半で20-3のラムズの大量リード。
Q3残り7:07には27-3まで点差が広がります。
普通ならバッカニアーズこれで終わったと思うところですが、
SUPERBOWLで25点をひっくり返した実績のある
QBブレイディならなんとかするかもしれないと微妙に期待。
そしてなんとそれが現実になるんだから恐るべしブレイディ。
ラムズ側のミスに助けられつつも
Q4残り3:20には27-20の1TD差へ追いつきました。
しかもその直後のラムズO#をファンブルフォースで止めて
その返しでTDをとって同点へ!!
ブレイディってほんと持ってます。
ただこのTDで少々疑問が。
場面は敵陣8y、4&1(実際には0.5y以下)、残り時間0:46。
普通に考えればQBスニークで1stDownとってから
時間を潰してランでTDというのが良さそうなのですが、
裏をかいてRBフォーネットが直接走り込んでTD。
一瞬賢い、と思ったのですが、いやこれ時間42秒って残し過ぎだろうと。
返しのラムズO#はINTされない限りレギュラータイムでの負けはない
というプレッシャーの無さも手伝って
エースWRクーパーカップへのロングパスを通し
残り4秒で30yのFGを決めて勝利。ほんと痺れました。

のちに明らかになったのはブレイディの今シーズン限りでの引退。
これがブレイディのラストゲームとなりました。
ただNFLでは辞める辞める詐欺はよくあることなので
一年後にしれっとプレーしてたりするかもしれません。

個人的にバッカニアーズが敗れて助かったのは
RBベルにSUPERBOWLリングが渡る可能性がなくなったこと。
ベルについてスティーラーズでの件については
選手の権利であるのでなんとも思っていないのですが、
ジェッツに移ってからいろいろ酷く、
こういうゴネ得みたいな選手が試合に出てもないのに
SUPERBOWLリングを貰うのは抵抗があったので。

最後はビルズ対チーフス。
こちらは壮絶な打ち合いとなりました。
お互いハイパーO#でQ3終了時点で21-23。
しかしここからが凄かった。
というかラスト2minが凄まじかった。
逆転、逆転、また逆転、そして残り13秒で
チーフスがFGを決めて同点、OTへ縺れ込みます。
ただここからはあっさりしていて
コイントスで勝ったチーフスがTDをサクッと取って勝利。
ビルズO#にチャンスはありませんでした。
話は変わりますが、これでビルズQBアレンは高額契約を手にしそう。
来シーズン以降給料泥棒にならないかちょっと心配です。

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