2022年2月10日木曜日

SUPER BOWL LVIプレビュー

いよいよ目前に迫ったSUPER BOWL LVI。
対戦するのはシンシナティ・ベンガルズとロサンゼルス・ラムズ。
ラムズのホームスタジアムSoFiスタジアムでの開催となります。

ベンガルズは長期計画を引いてドラフトで選手を集め、
選手が育ちここまで来たチームです。

対してラムズはいろいろなチームからいい選手を
引っこ抜いてきて強くしてきた印象があります。
またラムズは地方のセントルイスを捨てて
大都会ロサンゼルスへフランチャイズを移したという、
ネガティブイメージがあるんですよね。

ということで私はベンガルズを応援します。

さて、私から見るとベンガルズは際立った選手がいない
ちょっと地味なチームです。
大学時代からコンビを組んできたQBバロウとWRチェイスの
ホットラインは非常に有効ですが、
パスターゲットはちらしているようで、
バロウはタイプとしてはポケットパサーなのかなと。
O#もD#も個人技よりチーム戦略で勝ってきたように見え、
ただその戦略が上手く、前戦のAFCチャンピオンシップで見せた
ハーフタイムアジャストは記憶に残っています。
バロウも判断力がいいように思います。

対するラムズはタレント揃い。
ライオンズで長くくすぶっていたものの
パスには定評のあるQBスタッフォード、
レシーブ記録三冠のWRカップ、
変態キャッチでおなじみのWRベッカム、
相手QBへプレッシャーを与えるDEドナルドとOLBミラー。
ドナルドとミラーにサンドイッチされるなんて
QBからしたら悪夢です。

戦力から考えるとラムズのほうが上のような気がしますが、
ベンガルズが勝つには、
如何にラムズD#のQBへのプレッシャーを抑えるかでしょうか。
NFCチャンピオンシップでの49ersの戦術は参考になるかもしれません。
基本はチェイスへのロングパスを見せつつ、
時間を使ってショートパス主体で地道に進み、
FGで点を稼ぐというところでしょうか。
幸いKマクファーソンは頼りになります。

ラムズのパスO#は強力ですが、
AFCチャンピオンシップでチーフスO#を無効化したように、
ベンガルズD#は戦略を含めた
トータルでのうまさで勝負できそうです。
意外とベンガルズの一方的な展開になりそうな予感がしています。

結果がどうなるかはともかく、
とにかく楽しみなSUPER BOWL LVI。
今シーズンのプレーオフを超えるような
痺れるゲームに期待しています。

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