楽天ひかりが公開している報告によると
アルテリア・ネットワークス株式会社が提供するIPv6通信サービスにおいて障害が発生とのことです。
楽天ひかりを含めたNTTの現役のIP網では、
IPv4とIPv6の経路やゲートウェイが異なっており、
IPv6についてはIPv6イネイブラー経由になるので
他社のせいにするのは別に間違ってはないのですが、
如何にも他人事感を出しているのが信頼の欠如につながる気がして。
AmazonなんかAWSにトラブルがあると
結構詳細なところまで一般公開していたりしますが、
それと比べるとなんだかなという気がします。
さて、今回のトラブル、私の手元のPCのDNSサーバ設定は
HGW(ホームゲートウェイ)となっていますが、
このリゾルバーがアクセスしているのが
楽天ひかりから通知されたDNSサーバと思われます。
通常DNSサーバは複数(多くの場合2つ)通知され、
1つから返事がもらえなくても他でカバーするのが当然です。
詳しく確認していませんが、
楽天ひかりから通知されているのはIPv6アドレスのものだけ
だったということなんでしょうね。
つまりIPv6を完全に優先しているということか。
今回のトラブルでIPv6が全滅していたのか、
IPv6上のDNSサーバのみのトラブルなのかは
今更確認できないのでわかりません。
事情があって取り敢えず早くつなぎたかったので
安易にDNSサーバ設定を"8.8.8.8"にして回避しましたが、
この時IPv6アドレスのを指定していれば
もうちょっと切り分けられたとちょっと後悔。
それはともかく、今回の出来事から
やはり保険の意味でIPv4はIPoEに変えずに
PPPoEのまま使い続けるのが正解かな、とか思うのでした。
経路は複数持つべきです。
あとHGWがDHCPで配るDNSサーバのアドレスを
ちょっと工夫しておくのがいいのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿