25年間世の中の無線インフラを支えてきたPHSが
先月末をもってサービス終了となりました。
お疲れ様でした。
思い返せば私の大学時代にPHSが登場し、
携帯電話よりも安かったので
周りの大勢と同様PHSを持つようになり、
その後数年使っていました。
キャリアは当時のDDIポケット。
端末は少なくとも1度買い替えたはずで、
もしかしたらさらにもう1台買ったかも。
もはや薄い記憶しかありません。
はっきり覚えているのは
PCMCIAのデータ通信カードを購入し、
ノートPCで通信していたこと。
当時、データ通信は携帯電話と比べたときの
PHSの唯一の優位点でした。
携帯電話に乗り換えた後も、
CFカードタイプのMVNOのPHSデータ通信カードを
PDAに挿して使ってました。
多分3枚は買った気がします。
携帯電話にPCウェブブラウザが載るようになっても、
通信費の安価さからPDA+PHSをだいぶ使ってました。
私がPHSを完全に辞めたのは多分10年くらい前。
モバイルWiFiの導入との入れ替わりでした。
そこからは傍観者としてPHSを気にかけてはいましたが、
いろいろひどい目に会うたびに不憫に思っていました。
そしてこの度サービス終了。
テレメトリー関連がまだ少しの間残るため、
完全な停波ではないようですが、
日本発のこの規格が消え、後継規格も存在感のない現状、
日本の存在感のなさをも示しているような気がしてなりません。
あらゆる分野での日本の衰退は仕方ないことなんでしょうけど。
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