2017年12月4日月曜日

Pokémon GO Safari Zone in 鳥取砂丘 - その4 迷惑を被る

2017年11月24日~26日に開催された
Pokémon GO Safari Zone in 鳥取砂丘。
私も参加してきました。

今回のイベントでは人出を1日1万人、
合計3万人と見積もっていたそうですが、
実際には8.9万人が殺到したようです。
ただこれ、単に見積りが甘いと開催サイドを批判するのもどうかと。
そもそも鳥取砂丘、そして鳥取市にそれだけの観光客を捌く
キャパシティがないと個人的には考えます。
大阪にある[あべのハルカス]には1日11万人が訪れるそうですが、
人口十数万人の鳥取市にはそれなりのインフラしかないんです。
そうなるとこのイベントを開くこと自体に問題があったことになります。

鳥取砂丘の駐車場は普段は閑散としていて、
一瞬の需要のために過剰な設備を準備するのは馬鹿げています。
今回は開催前日夕方から車中泊組で占領されるという
多分鳥取砂丘の観光史上初めての現象もありました。

鳥取駅、あるいはショッピングモールと鳥取砂丘を
往復するシャトルバスにしても、最大待ち時間が3時間に達したとは言え、
ほとんど混んでいない時間帯もありましたし、
ピーク需要のために運行台数を増やそうにも
地方都市に潤沢なバスなどありません。
バスなので往復にはそれなりの時間がかかりますし、
ましてラッシュが絡むとひどいことになります。
公共交通機関が発達していない地方での開催には試練です。
もちろん都会の街中でやると無法地帯となりそうで、
それはそれで別の問題を孕みますが。
そういう意味では、周辺事情を無視すれば、鳥取砂丘はだだっ広く、
たとえぶつかっても相手は人で、 足元が悪いので
躓くこともありますが転んでもわりと安全です。

この状況を体験してもなお再び鳥取県が同種のイベントを開催するとすれば、
鳥取砂丘周辺への一般客の自家用車はシャットアウトし、
お金はとらないまでも事前にネットで参加予約を募って人出の予想の確度を上げ、
自家用車で来るような客に対しては
岡山県の北部、兵庫県の北部含めた鳥取砂丘からの
1時間圏内に複数の駐車場を準備しシャトルバスを運行ぐらいしないと
どうにもならないでしょう。
バスツアーできたくなるような特典を打ち出すのも自家用車減には
効果があるかもしれません。

さて、観光客がキャパシティを越えてやってくると市民生活が破綻します。
京都などかなりひどそうですが、
今回は鳥取でも相当ひどかったです。
鳥取砂丘周辺の道路の路上駐車や交通渋滞は言わずもがなですが、
2日目以降イベント範囲が鳥取県東部全域になってからは、
市街地や住宅地でも車であふれました。
きちんと車を駐車場に置いて歩いてポケモン探しに興ずる方が多い一方、
迷惑駐車上等でモンスターボールを投げている輩もおり、
レアポケモンでもいるのか狭い路地に県外車が
殺到して身動きとれなくなるとか、
線路に入って列車に遅れをきたす等
迷惑千万なトレーナーも少なからずいました。

私が直接受けた被害はというと、
2日目にショッピングモールに昼食を買いに車で行ったら
駐車場がいっぱいで自転車で出直すハメになったことぐらいでしょうか。
ただ、その集まったトレーナーとのレイドバトルによりエンテイ×2を撃破し、
XP10000×2(グローバルチャレンジのブロンズ特典)×2(しあわせたまご)×2(2匹)
で合計XP80000も稼げたのでよしとします。
ちなみにゲットできたのは1匹目だけです。

今回の鳥取砂丘のイベントとグローバルチャレンジで、
レイドバトルで貯めたきんのずりのみと、
無課金でこつこつ貯めたポケコインを大量消費し、
すっからかんになってしまいました。
まあPokémon GOは十分に堪能できましたし、
XP的にはレベル35.8ぐらいと、
現在の上限レベル40もおぼろげながら見えてきたということで、
プレーは地味に続けるものの、
ペースを落とそうかなと思っているところです。

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