2017年3月27日月曜日

ネットの光化と無線LANのアップグレード

もう長いこと自宅でADSLを使ってきて、
通信速度は上り下り合わせても高々数Mbpsなので、
無線LANのアクセスポイントはずっと
IEEE802.11gなものを使用してきました。
規格上は54Mbpsの11gですが、
それは電波的な最大データ格納容量であって、
通信的にはその半分ほど、
現実的にはピークはともかく平均的には
さらに半分になっても不思議でないということで、
ADSLには十分フィットしております。

しかし光に乗り換えると、
11gでは明らかに性能不足です。
混雑時の悲惨な下り速度では
11gでも十分そうですが、
調子のいい時には無線区間がボトルネックになります。
ということでアクセスポイントを買い換える事に。

最近販売されている無線LAN製品は
ほぼIEEE802.11nや最新の11acに対応しています。
前者は2.4GHz/5GHz帯、後者は5GHz帯を搬送波としており、
規格上前者はアンテナ1本あたり最大150Mbps、
最大で4本を束ねて600Mbps、従来の64QAMに加えて
256QAM(11acの規格)に対応している場合で800Mbps、
後者についてはアンテナ1本あたり最大867Mbps、
最大で8本を束ねて6.93Gbpsもの高速通信が可能です。
まあ実製品の通信速度はいろいろですが。

さて、メーカーのこだわりは特にないものの購入を検討したのは
BUFFALOの2製品、高性能なWSR-2533DHPと安価なWHR-1166DHP3です。
前者の通信速度は5GHzで1733Mbp、2.4GHzで800Mbps、
後者は5GHzで866Mbp、2.4GHzで300Mbpsとなります。
ただし5GHzの値は11acであり、
現在手元にある機器の多くが11n止まりであることを考えると、
5GHzも2.4GHzと同様のスピードにしかならないはずです。
それでも平均通信速度が1/4としても、後者で十分です。

しかしよく見ると、実は有線LANに注目の違いがあるのでした。
双方ともにWAN(HGW接続)側は1000BASE-Tなのですが、
LAN側の4ポートは前者が1000BASE-Tなのに対し、
後者は100BASE-TXでしかないないということです。
まあHGW側に1000BASE-Tの空きポートが3つあるので、
無線LANアクセスポイントの有線LANポートなど
どうでもいいと割り切るのもありです。
でもやっぱりギガだよね、ということで購入したのは後者です。

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