しばらく前の話です。
家族がフルマラソンを走るということで写真の撮影に行きました。
走っている現在地はランナーズアップデートで
分かるとのことでしたが、
この計時システムでは5km毎のチェックポイントの通過時刻が
数分遅れてウェブページ上で確認できるようになるという代物で、
場所を知るという面でおおよそ使い物になりませんでした。
結局来るまで待つという前時代的な方法をとることに。
まあ別の理由で写真はいいのが撮れなかったのですが。
それについてはまた別の機会にでも。
さて、ピンポイントの位置情報と言えばやはりGPSで、
以前別用途で自分の位置を知らせるシステムを
構築したことがありました。
ただやはりこれ面倒なんですよね。
Google Mapsがネイティブでサポートしてくれたらいいのに、
とか思っていたらなんと新たにサポートしてくれました。
[現在地を共有]機能です。
とりあえずPCのウェブブラウザで[Google Maps]を開き、
[三]メニューから[現在地を共有]を実行し、
[アプリを使用]をクリックして現れる選択肢から
適当なスマートフォンを選ぶと、何やら通知が届きます。
それをタップすると、[マップ]が開きます。
が、これって自分の居場所を自分で教えることに過ぎず、
ちっとも共有にならないのにと思っていたら、
これはそういう機能があることの紹介をしているようで、
共有するための操作はスマートフォン等からするようです。
ということでAndroidスマートフォンで
[マップ]アプリケーションを開き、
[三]メニューから[現在地を共有]を実行します。
[共有時間: 1時間](時間は1時間単位で設定可能)と
[ユーザーがOFFにするまで]のどちらかを選び、
[ユーザーを選択]をタップします。
注意事項が表示されるので構わず[ONにする]をタップし、
メールアドレスを選んで[共有]をタップすれば完了です。
そのメールアドレスにメールが届き、
その中の[Google マップで表示]ボタンを押せば
Google Mapsに他人の位置がアバターで表示されます。
通知される側は、Android端末はもちろん、
PCのブラウザ上でも確認できます。
そして公開した側で[自分の現在地の共有相手]の
個別のユーザについている[X]ボタンをタップすると
共有が強制停止されます。
もちろんあらかじめ指定した時間が過ぎても
共有は停止され、ダダ漏れは防げます。
待ち合わせでのすれ違い防止に威力を
発揮しそうなこの機能ですが、
他にも子供の見守り系や徘徊老人への対処等、
社会問題のソリューションにも簡単に応用できるでしょう。
壮大な規模の鬼ごっことか、
ARゲームにもいけるかもしれませんね。
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