2022年3月1日火曜日

SUPER BOWL LVI レビュー

Q1Q2Q3Q4とレポートしてきたSUPER BOWL LVIですが、最後に総評を。

SUPER BOWL LVIが過去のSUPER BOWLと比べてどうだったか率直に言えば、
そんなに面白くはなかったかな。あくまで個人の見解です。
結局のところ見どころはベンガルズのOLに対するラムズのラッシュで、
ラムズのQBスタッフォードは低調でパスはショート・オーバーが多く、
基本的にパスはエースWRカップにしかヒットしてない印象です。
特に前半最後のロングパスはちょっとひどかった。
MVPがWRカップになったのもうなずけます。
QB単体でなら敗れたベンガルズのバロウの方が能力は上な気がします。
来年以降が楽しみなベンガルズですね。
両サイドともにWR対CBの競り合いなんてのも記憶に残っていませんし、
なんだか華やかさに欠けたかなと。
あとはQ4終盤のラムズのレッドゾーンO#でのベンガルズ側の反則量産。
起こりがちな場面ではあるのですが、
厳密に言えば反則だろうけど、
それはナイスプレーだろというようなシーンもあって、
なんかしっくり来ない。

戦略面でもちょっと単調で、目先を変えるプレーが少ない、
あるいは遅すぎたのかなと。
ベンガルズがQ4でOLを増やしてランを出す工夫をしてきましたが、
それもっと早くやるべきだったし、
スクリーンパスとかスイングパスとかもっと打てる手はあったのではないかと。
QBバロウを正統派ポケットパサーとして育てたいのかもしれませんが、
ちょっと疑問を感じました。

まあ感動するほど面白いSUPER BOWLなんてそうあるものでもないのですが、
今シーズンはその他のプレイオフで面白いゲームがあっただけにちょっと残念。
実は観ていて一番興奮したのは
Week19のチャージャーズ対レイダースだったりするんですよね。

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