去る2021年8月25日、OSSのOSのLinuxが30歳を迎えました。
Linuxの誕生日については考え方によりいくつかあるようですが、
最もメジャーなのは作者のLinus Torvalds氏が
ニュースグループcomp.os.minixにその存在を投稿した1991年8月25日です。
ということで30周年ですね。
私がLinuxを初めて知ったのは前世紀末。
当時の私は大学生で電気電子工学科に在籍していました。
パソコン通信(インターネットではない)で情報収集している友人から
LinuxというフリーのOSがあると教えてもらいました。
当時の日本はパソコンといえばNECのPC-98という状態でしたが、
私はこれが好きではなかったので、
並行輸入で手に入れたGATEWAY2000社のフルタワーPCを使っており、
これにLinuxも入れたりしていました。
まあX windowでXeyesを立ち上げて喜んでるくらいでしたが。
現在のようなネット環境ではなかったため、
関連書籍を買ってきて付録のCD-ROMから
Slackware(kernel 2.1)をインストールしてましたね。
それにしても30年経ったLinuxは超肥大化してしまいました。
Wikipwdiaによるとバージョン0.01で10000行ほどだったソースコードは
4.14では25000000にも膨れ上がっているようです。
長年の間にスケジューラを始め何やかや変わってしまっているので
初期のコードは今は殆どないのかもしれませんが、
そこは創業から継ぎ足してきた鰻屋のタレと同様、
伝統こそが重要ということでしょう。
さて今後もLinuxはサーバー分野では発展を遂げるはずです。
個人的にもサーバーで他のOSなんか使いたくありません。
しかし組み込み分野に関しては…
正直大きすぎて複雑すぎますし、
ファイルシステムが必要なのが扱いづらい。
GoogleのFuchusiaが上手く代替になっていけば個人的にはいいかな。
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