しかも自宅のネット回線は楽天ひかりということで
CASAの導入を考えたくなります。
これはいわゆるフェムトセルと呼ばれる簡易基地局で、
設置場所周辺だけを楽天モバイルエリア化してくれます。
設置費用は実質無料、使用料は無料です。
ただし、楽天モバイルの場合その意義が薄いんです。
そもそもスマートフォンではWiFiでデータ通信ができるわけで、
自宅にいる間はデータ通信のためにLTEが必須というわけではありません。
楽天LTEは使い放題ですが、WiFiも基本使い放題なのでそこに差もありません。
そして楽天モバイルでは通話やSMSには
[Rakuten Link]アプリの使用が推奨されており、
これはデータ通信さえできればいいので
こちらもLTEは必要とはされません。
もちろん[Rakuten Link]アプリが動作しない
スマートフォンを使っているのなら事情が違います。
あと[Rakuten Link]の使用準備中に受け取るSMSは
LTE経由でないとだめでしょうね。
まあ2026年3月末まではau網でローミングしてもらえるので
気にもなりません。
強いて言えばWiFiよりLTEの方が電波環境的にクリーンなので、
実効通信速度がより速いなんてことがあるのかもしれませんが、
それでも最新規格上の理論値の最大通信速度はWiFiが上ですからね。
まあ集合住宅でWiFiアクセスポイントが高密度に
乱立しているような環境だとLTEに分がありそうです。
楽天がCASAを導入した理由はきっと[Rakuten Link]が
どうにもならなかったときの保険だったんでしょう。
あるいはauローミングが早期に終了するのに備えているか。
KDDI発行の文書によると
都道府県毎に楽天モバイル株式会社の自前エリアの人口カバー率70%を上回った時点で両社の協議を以て、各都道府県のローミング提供の継続・終了を決定します。とのことですので。
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