2018年5月23日水曜日

Nintendo Switch 2台目用セット

時を遡ること1990年。
任天堂からスーパーファミコンが発売されました。
そのパッケージの中にはゲーム機本体とコントローラー×2だけ。
遊ぶのに絶対に必要なACアダプタと
RFコンバーター(テレビのアンテナ線との接続用)は別売り。
前世代機であるファミコン用のものがそのまま使えるので、
すでにファミコンが遊べる環境であれば、
本体を入れ替えるだけでスーパーファミコンが遊べ、
無駄な金を払わなくていいという親切設計でした。
そうでないなら別売りのACアダプタを購入する必要があり、
別の面では親切でなかったともいえます。
テレビとつなぐためのケーブルについては数種類のうちから
テレビに合わせて1つを選んで買うことになるので、
こちらに関しては合理的ではありましたが。
まあ時代的にはコンポジットビデオ+ステレオオーディオの
AVケーブルが標準的で、これすら別売りでした。

では2006年発売のWiiはどうだったかというと、
余計なものがたくさん入っていました。
既に死滅した感のあるD端子の時代ではありましたが、
コンポジットビデオのケーブルが標準でついていて、
まったく使いもしなかったので、
この分だけでも安くしてくれてたらとは思いましたが、
とりあえず1台買ってくれば、テレビさえあれば
追加で何も買わなくても遊べたのは親切でした。
もちろんゲームソフトは別途購入の必要が(例外あり)。

そして現代。
昨年発売開始となったNintendo Switchには、
Wiiと同様必要なものはパッケージに含まれていますが、
ドックとかっていらない人もいるのでは、とか思ってました。
ゲームにもよりますが、全体的にみると
ソロプレーなら携帯モードかなって気がしてますし、
複数台によるローカルマルチプレーなんかは、
TVモードでプレーできるのは一般的な環境では
たかだか1台ぐらいのものですし。

とか考えているところに登場したのが
Nintendo Switch 2台目用セットです。
本体+Joy-Con(L/R)だけで、充電用ACアダプタもない
割り切ったセットであるものの、価格が5000円ほど安く、
25000円で売ってたスーパーファミコンと同程度です。
ただし別売りの純正ACアダプタ
購入するというのであれば価格的にお勧めはできません。
まさに2台目ならちょうどいい。
販売はマイニンテンドーストアのみと限られますが、
その代わりJoy-Conの色を好きに選ぶこともできます。
任天堂のSwitch1人1台普及計画が動き出したということですね。

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