何とかと煙は高いところに上るとかいいます。
大昔、初めて東京(方面)に行ったとき、
観光したのは東京タワー、東京都庁、横浜ランドマークタワーです。
文字通りの「お上りさん」でした。
もちろん他にも行きましたよ。浅草とか。
書いてるうちに思い出しましたが、
シカゴのシアーズタワーにも上りましたね。
そんな私の高い所遍歴に先日新たに加わったのが、
東京スカイツリー、ではなく「あべのハルカス」です。
ここ何年か毎年のように大阪の天王寺を通る機会があり、
下からは見上げてはいましたが、
大阪城の満開の桜を見に行ったついでに展望階まで上ってみました。
1500円/大人1人というなかなかの料金にもめげることなく。
さて、高速エレベーターであっという間に展望階に着いてみると、
係の方が真の屋上ヘリポートへ登るツアーの案内をしていました。
500円/人と大した追加料金でもなく、しかももうすぐ出発という
待ち時間のなさに引かれてとりあえず参加してみました。
ちなみに免責の書類への署名が必要でした。
何階分か階段を上って屋上のヘリポートに到達しましたが、
遠くがガスって眺めはいまいち、
かと思ったらそれでもかなりいい方のようで、
ひどいときは相当ひどいみたいです。
案内の方の説明に目線を導かれながら、
北の遠方に見える山の麓あたりに太陽の塔と思しき
白い米粒みたいなものも見えました。
ちなみに新アトラクション(?)のエッジ・ザ・ハルカスは、
ヘリポート横の鉄骨の骨組みみたいな所でやってました。
私としてはああいうのはVRで十分です。
ヘリポートには黄色の枠線が引かれ、
それより外側には手に何も持たずに出なければなりませんが、
内側ではカメラを持って写真を撮って構いません。
ツアーの参加者はさかんに自撮りしてましたが、
どう考えても背景は何もない空にしかならない訳で、意義がありません。
こういうのは手を上にいっぱいに伸ばして下界を撮るのが一番です。
が、さすが大阪商売人の街。
ツアー客を仲間ごとに撮影し、印刷して枠つけて売ってくれます。
カメラマンが長い三脚を持ってかなりの俯角で撮るので
いい感じで下界が背景になり、なかなかの思い出にはなりますが、
その日はずっと帽子をかぶっていたものの、
風で飛ばされるとまずいので脱いで上がっており、つまり髪はムチャクチャ、
しかもヘリポート上は風があってまた髪がムチャクチャで、
正直あまり残したくない写真ではあります。
そしてテンション上がってないと出せない金額です。
まあ買っちゃいましたけど。
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