先日自宅から2番目に近いイオンに行ったときのこと、
食料品売り場にレジゴーなるシステムが導入されているのを発見。
レジゴーは商品をカゴに入れるときに自分でバーコードをスキャンしていき、
最後にそのデータをセルフレジに転送して支払いを済ませるシステムで、
省人力が目的と思われます。
取り敢えず使ってみたいということで
特に買い物の予定はなかったのですが無駄遣いに突入するのでした。
まずは入り口に置いてある専用スマートフォンを1台手に取ります。
このスマートフォンはハードウェア的には
ワイヤレス充電が可能な汎用のAndroid機のように見えます。
落下時の安全確保のため分厚いシリコン製っぽい
カバーが付けられていて機種はよくわかりませんでしたが、
こういうモデルって選択肢はそう多くはないですよね。
WiFi通信だけが可能な専用品の可能性は有りますが、
冗長な通話用のスピーカーや前面カメラもついてるように見えるので、
やはり汎用スマートフォンなのかなと。
それにWiFiは広い範囲で他人数を捌くのには面倒があり、
LTEで通信すれば素直で楽です。
通信コストはグループ内のイオンモバイルの
回線で対応できるでしょう。
ソフトウェア的には[レジゴー]アプリを
ランチャーとして設定するだけで
シングルアプリケーション対応できそうです。
まあ設定でも可能ではあるんですけど、
毎日起動時に作業が必要な気がするので運用が面倒そう。
備え付けのカートにはこのスマートフォンを
バイクのバックミラーのごとく取り付けるホルダーがついていますが、
たくさん買わないのなら右手にかご、
左手にスマートフォンのスタイルでも対応はできます。
さてこのスマートフォン、
[スタート]ボタンをタップすればすぐに使えます。
ログイン操作などは必要ありません。
[スキャン]ボタンをタップして背面カメラで
商品のバーコードを読み取って商品リストに追加し、
買い物かごに入れていくのを繰り返します。
折角なので異常試験をしてみようと、
見切り品で割引された商品の割引シールの
バーコードを読んでみると、
商品名と定価、割引価格がきちんと表示されます。
それではと4本まとめて買うとちょっと安くなる
缶チューハイをスキャンしていくと、
4本目のスキャン時に4本でグルーピング表示され
割引価格が表示されます。
最後にポテトチップスのようなフニャフニャした
バーコードを読ませようとしたのですが、
やはりきちっと伸ばさないと無理。
手2本でやりきるのはなかなか厳しい。
ホントはバーコードのついてない野菜なんかも
試してみたかったのですが、
そのときは都合が悪く諦めました。
ピックアップが終わったら会計です。
レジゴー専用のセルフレジに向かい、
スマートホンの[お支払い]ボタンをタップしてから
レジに表示されているQRコードを
スマートフォンでスキャンします。
これでデータがレジに転送されるよう。
あとは通常の半セルフレジと同様に、
WAON等で支払いを済ませます。
注意点としてはオーナーズカード。
初っ端の画面で[オーナーズカード]のボタンを押してから
磁気ストライプを読み込ませます。
これを忘れて先に進んでしまっても[戻る]ボタンで
戻ってはこれますが、処理にものすごく時間がかかったので
忘れないようにしないといけません。
それからこの時は途中で店の人に確認して
もらうよう指示が標示されました。
どうも缶チューハイを購入していたために
年齢確認手続きが必要だったようです。
支払いが終了するとスマートフォンにはQRコードが表示されます。
レジから出口に向かう間に小さい券売機のような
レジゴーゲートがあるので、
それに付いているカメラで先のQRコードをスキャンさせ、
スマートフォンを回収箱に置けばこれで買い物終了です。
ちなみにレジゴーでは自分のスマートフォンに
[レジゴー]アプリをインストールして利用することもできます。
ということで私も早速インストールしてみたのですが…
GPSで店舗内にいるかチェックしているようで
自宅ではまったく使えませんでした。
なかなか面白いシステムのレジゴー。
客にとって使いやすいかと言われるとちょっと微妙ですが、
人手不足の解消手段として悪くないとは思います。
ただ買い物の途中で合計金額が確認できるので、
レジで総額を見てやばい買いすぎた
的なことが起こりにくいのはいいかも。
ところでレジゴーのロゴの配色が
Googleのナショナルカラーっぽく、
もしかしてGoogleが絡んでいるのか?
と思わなくもないですが、まあそれは考えすぎでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿