2020年8月24日月曜日

鳥取砂丘で死者

とても残念なことが起きてしまいました。
鳥取県の有名な観光地である鳥取砂丘で、
今夏死者が出てしまいました。
あまり観光客が行かないところで
熱中症で倒れていたとの報道がされています。

真夏の砂丘の暑さは生易しいものではなく、
熱中症で緊急搬送される方はけっして少なくなく、
ヘリで搬送ということも珍しくはないと聞いています。
無理だと思ったら砂丘内部に足を踏み入れず、
入口付近から眺めるだけにするのも英断でしょう。

ところで今回の件、「あまり観光客が行かないところ」
と聞いたときにふと思いついたのがIngress。
完全に私の推測になるのですが、
この方Ingressのポータルをハックしに行ったのかも。

鳥取砂丘には100m間隔の格子状に打たれた地形観測用の杭が
1km四方に渡って100個以上設置されており、
それらすべてがIngressのポータルとして登録されています。
Pioneer(キャプチャーしたユニークポータル数)や
Explorer(ハックしたユニークポータル数)のメダル取得のために
鳥取砂丘を歩き回るというのは、ありと言えばありです。
実際私も大部分をハック済みですが、
それは涼しい、というかむしろ寒い時期に、
2時間程歩き回るのを長い間に数回行った結果であって、
暑い時期にはやろうとは思いません。
鳥取砂丘と言えば急勾配を登る「馬の背」が有名ですが、
西側内陸よりにはもっとえげつない砂の壁があったりしますし、
それでなくとも上下のうねりが激しいので
ちょっと寄ってみた観光客が全ポータルハックなんて
考えないほうがいいです。
ミッションも砂地を長距離歩かされるものは
やめておいたほうが無難です。

それでもやるなら晩秋から雪が降る前くらいの時期(11月末)をおすすめしますが、
十分な防寒と雨対策(強風だと傘は無理)を取った上で突撃ください。
靴はトレッキングシューズがいいかも。
あと帰りの体力を計算に入れて行動しましょう。
下手をすると本当に大事になります。

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