について発表しました。
なんと2019年11月2日中にも最新版にまでアップデートしないと
えらいことになるというお知らせです。
原因はGPSロールオーバーっぽい。
それにしてもこの文書の公開日が2019年10月25日って、
もっと早く周知しろよ!!
そもそもGPSでは理由は知りませんが日付を週単位で管理しており、
週に割り当てられたデータ領域の関係で第1023週目の次は第0週となり、
1024週、つまり約20年ごとに週データの桁溢れが起きます。
これはGPSロールオーバーなどと呼ばれるよく知られた現象で、
2000年あたりで一度大騒ぎになった記憶があります。
そして最近のロールオーバーは2019年4月7日に発生。
とはいえ、通常は製品の発売日を基準として、
製品寿命を鑑みつつ、うまいことソフトウェアで対応するので
各製品で2019年4月7日に何か起きるというわけではなく、
それ以降のいつかに確実におかしなことになる、
あるいはソフトウェアの継続的なアップデートで
回避し続けるということになります。
GPSロールオーバーについては私も気にしていて、
手元の現役のGPS内蔵機器で一番古いものが
自動車につけているディーラーオプションのカーナビで、
機種としては販売開始から10年以上経過しているため、
去る4月7日に時刻や位置が正しいことを確認し、
それ以後も継続的に動作に問題がないか見ています。
まあこの車はあと何年も乗らないつもりので、
手放すときまでは多分大丈夫でしょう。
ということでGPSロールオーバーは特に問題ないな、
とか思っていたのですが…先のiPhone5の件、
どうも私の持っているiPhone4Sも同様のようで
慌ててアップデートをすることに。
すでに退役して久しくここ数年全く電源も入れていなかったiPhone4S。
バッテリーが空で立ち上がりもしないのでまずは充電から。
起動してファームウェアのバージョンを見ると
8.2(12D508)となっており、
アップデートの有無の確認をすると9.3.4があるとのことでしたが、
なんだかアップデートができなくて
いろいろやっていると最新版が9.3.6であると更新され、
その案内文には
iOS 9.3.6 では、GPS位置情報のパフォーマンスに影 響を及ぼし、間違った日付と時刻がシステムに設定さ れる問題が対処されます。このアップデートはすべて のユーザーに推奨されます。とあります。完全にGPSロールオーバーの件ですね。
しかしまあ久しぶりに使うと問題続出。
まずはApple IDのパスワードを忘れてて…orz
その後も[ダウンロードとインストール]をタップしても反応なし。
なぜか現れた[今すぐインストール]をタップしても反応なし。
ストレージ容量不足かと思い、いらないアプリを大量に削除して
空きを4GBぐらいにしてもアップデートが始まらないorz
仕方がないのでiTunesでのアップデートを試みることに。
MacOS(Sierra)でiTunes(12)を起動しiPhone4SをUSBで接続します。
iTunesのタイトルバー直下の[ミュージック]の右にある
iPhoneぽいアイコンをクリックして
[設定]-[概要]メニューから[アップデートを確認]をクリックします。
現れたダイアログで[ダウンロードしてアップデート]をクリックすると
iPhone側でパスコードを入力しろとのこと。
iPhoneをスリープから復帰させロック解除時に入力したら通過できました。
そして[アップデート]をクリック。
わりと長い時間をかけてアップデートが完了し、
無事6.3.9(13G37)に更新されました。
でも今度いつ電源を入れるのか。
もう2度とないのかもしれません。
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