2019年10月23日水曜日

ネックスピーカー

耳が敏感からなのか、昔からイヤホンが好きじゃない私。
しかし耳元で音が鳴ったほうがありがたい場面は多々あります。

映画で俳優が、あるいはテレビ番組でタレントが
喋っているのを聞いていても、
何言ってるかわからない人が少なからずいて、
ボリュームを上げで繰り返し(録画したもの)聞いても
全く聞き取れないようなこともあるんですよね。
これは私が老化したのではなく、
出演者の発音・滑舌が悪いんです。
だってアナウンサーの声なんか小さなボリュームでも
きちんと聞き取れますもの。
あとは薄型テレビのスピーカーの位置が悪いとか。
ともかく、音の発生源が耳に近いと音量調整が楽になります。

そんなわけでネックスピーカーが世に出てきたとき
これはいいかもと思ったりはしましたが
わりと高価格で手が出ずじまい。
しかし最近は廉価製品も出てきていて、
今回購入したのがBluenin社製ネックスピーカーです。

で、実際にこれを使ってアクション映画を1本観て、
非常に良かったなどと感想を書きたいところなのですが
実は大きな誤算が。
この製品に限らないのかもしれませんが、
ネックスピーカーはサラウンドっぽくなっているみたいで、
音源の移動が激しいと酔ってしまいます。音の3D酔いです。
悪いことに首を動かすだけで耳とスピーカーの相対位置が変化し、
これで仮想的なサラウンド。
さらに音量を大きめにするともう気持ち悪くって。
そもそも私は立体視でも3D酔いする質で、
どうも音についてもそっち方面弱いようです。

まあしかし音響効果がおとなしめの作品を
音量を小さくして観る分にはまあまあ快適です。
それにしても音の3D酔いがあるとは。
世界でも稀な症状なのかもしれませんが。

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