もしかしていけるかもと思っていた行政書士試験は
残念な結果に終わりましたが、
だめだろうと思っていた第二種電気主任技術者試験には
合格してしまいました。何たる皮肉。
実は2次試験を受けた直後から
次年の試験に向けて2次試験の勉強を始めていたのですが、
無駄になってしまいました。
まあ大して勉強してないのでいいんですけど。
もともと2次試験はいくつかある出題設問から半分を選び、
部分点を含めその半分を取れば合格なので、
苦手な問題は避けられますし、奇跡が起きなくても
運が良ければ合格できるだろうという考えのもとに受験しており、
その幸運が今回転がり込んだくらいの感覚です。
せっかくなので私の学習・受験について紹介してみます。
第三種電気主任技術者試験に一発合格した翌年となる
2014年から第二種に取り組み始めました。
ということで資格取得までには5年かかったことになります。
その5年間の受験料+交通費+宿泊費+参考書代で10万円越えです。
痛いのは受験地が居住地から遠いこと。
夜行バスで日帰りの弾丸旅行、でなければ宿泊が必要で、
それが1次2次両方となるとかなりの負担です。
こんなところにも地域格差があるんですね。
そんなに金と時間をかけた資格ではありますが、
今のところこの資格が取り立てて役に立つわけでもないので
完全に投資、というか負債になっていますが、
まあ趣味みたいなものなので。
それにちょっとした一人旅を兼ねてたりしますし。
で、受験状況ですが以下のとおりです。
2014年 1次試験4教科合格 2次試験玉砕
2015年 2次試験玉砕
2016年 1次試験3教科合格 法規のみ不合格
2017年 1次試験法規不合格
2018年 1次試験法規合格 2次試験合格
最初に過去問集電験2種模範解答集 平成26年版を買い、
1次を2年分くらいを見て受けたところ
予定に反して4教科ともパスしました。
その年の2次も過去問2年分くらいを解いて臨み、見事玉砕しました。
この年感じたのは、大学のときに身につけた基礎があるので、
1次は直前に過去問を見て脳をそっちのモードにしておけば対応可能で、
そして2次も計算問題系なら半分ならなんとかなるだろう
という楽観的な見通しです。
しかし翌年の2次も運が悪く合格できず、
ついでに1次免除の権利を失いました。
ということで次の年はまた1次からで、
1次は大丈夫だろうとほぼ勉強することなく、
2次に標準を合わせ参考書3冊電力・管理 計算編、
機械・制御 計算編、電力・管理 論説編を購入して準備万端。
ただし参考書は買っただけで、
自己採点で1次パスが分かってから読もうかな
とか考えていたらなんと法規だけパスできず。
まあ法規はこれまで勉強してこなかった分野ですから。
ということで翌年は法規の参考書を読んで臨むもまたもだめ。
そしてその翌年、つまり昨年ついにパスできました。
ということでようやく前述の3冊が役に立つときが。
とはいえ結局あまり時間が取れず、電力・管理 論説編を全部と
電力・管理 計算編の半分くらいを読んで本番へ。
ただ前者を読破したのはよかった。
毛嫌いしていた計算問題以外に目を向けることができました。
実際記述解答問題は知らなければどうにもなりませんが、
なんとなく記憶にあること、知っていることを書き殴れば
部分点が期待でき、しかも解答にあまり時間を要しません。
一方計算問題は地獄の確認ループにハマると何が正しいのか
わけがわからなくなり時間だけが過ぎていきます。
ともかく本番は書けそうな記述問題を書き、
解けそうな計算問題を解き、
足りない部分は記述問題を検討しつつも
ダメそうならあからさまな部分点狙いで計算問題を選択
というような感じでトライし、今回は運良く合格できました。
それにしても半分取れてた自信はなかったのですが…
まあ結果オーライです。
とりあえず住民票取って手数料払い込んで
早めに免状を取得することにします。
さあこれで秋は行政書士試験に専念できます。
来年こそは…
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