日本のインターネット黎明期、
専用線を引いてダイアルアップの受側を何回線か準備して、
個人でプロバイダを運営する猛者に出会ったことがありますが、
その後雨後の竹の子のごとく小規模なISPが乱立し、
価格競争がおきました。
こうなると規模の小さなISPでは儲けを出すのが困難となり、
合併により事実上消えたISPはたくさんあります。
現在の群雄割拠なMVNO業界の行く末を予感させます。
多くの場合ISPが吸収合併されてもドメインはそのまま運用され、
メールアドレスはそのまま使えましたが、
メールアドレスの変更を余儀なくされたケースも少なからず
あったのではないでしょうか。
長期的に見ればなおさらです。
さて、この度auの携帯電話のメールアドレスのドメインが
"ezweb.ne.jp"から"au.com"に変わることが発表されました。
"ezweb.ne.jp"って長いし、あんまり格好良くないし、
早いところ変わらないかななどと
サービス開始当初から個人的には思ってましたが、
以後も"ezweb.ne.jp"は継続使用は可能ですし、
果たしてわざわざ変える方っているんでしょうかね。
まあ私は現在もauの携帯電話(ガラケー)を使用していますが、
数年前にスマートフォンとの2台持ちに移行するのに伴い、
EZ WIN オプションを解約して
"ezweb.ne.jp"は失っていますからもう関係ありませんが。
そういえばauは汎用メールのドメインに
一時期"auone-net.jp"を使っていて、
いずれこれを携帯電話でも使うようにするのかと推測し、
速攻で登録したものの流行ることなく消えてしまいましたね。
ところで"au.com"って悪くないんですけど、
オーストラリアのccTLDである"au"を使って
"au.au"とかにしたら良さそうなどと思いついてしまいました。
しかしちょっと調べてみたところ、
どうもauでは汎用ドメインはやってないようです。
身近なjpで使えるので汎用ドメインは
世界のどこでも使えるのかと思ってましたが、どうもそうではないよう。
まあ逆に汎用ドメインなんてよくやるとも考えられます。
検索や分散管理の運用が面倒くさそうですから。
それともそこは大した問題ではなくて、
他に理由があるのでしょうか?
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