香港では電子マネー"オクトパス(八達通)"を持っていると大変便利です。
日本のsuicaみたいな非接触カードです。
MTR(地下鉄)の乗車券に採用されたのが始まりのようですが、
バスやトラムの乗車にはもちろん、コンビニやファーストフード店でも支払いできます。
4年前は現金でないとダメだったミニバスも今はオクトパスが使えました。
ミニバスについては路線や車両で対応状況が違う可能性もありますが。
とにかくコインを持たずに済むので助かります。
さて、旅行者の場合、オクトパスは空港のMTRのカウンターで手に入れるのが簡単です。
150ドル(香港ドル)出すと100ドル分をチャージしたオクトパスをくれます。
残りの50ドルは保証金(deposit)で、オクトパスを返却した時に返ってくるそうですが、
私はそのまま持っていて、試したことはありません。
このあたりは日本のsuicaに似ています。
で、オクトパスをマクドナルドで使ったときに不思議な現象が起きました。
支払いを済ますと残金がマイナス表示となりました。
あわてて現金で払おうとすると店員さんがもういいとジェスチャーをします。
後で、駅にあるチャージマシンでそのオクトパスにチャージしようとすると、
やはり残金はマイナスだったようで、チャージ分で相殺されました。
また、空港への電車に乗るのに明らかに料金が足らなかったため、
駅の有人カウンターでちょうどの金額をチャージしてもらおうとするも
必要ないとか言われました。
どうも、保証金の50ドルを穴埋めに使っている様に見えます。
その後いろいろ試してみましたが、通常残高マイナス状態にはならないようです。
実際のところどうなのか、
帰国後にNFC対応のNexus7(2013)に[Octopus(八達通)]アプリケーションを入れて、
利用履歴と残金を確認したところ、
やはりマクドナルドで53ドル使ったときに計算上残金が-19.4ドルと負になっていますし、
最終的に空港行きのMTRで90ドル使って残金が-9.4ドルとなっています。
同伴者のものはやはりMTRで90ドル使って残金が-32.3ドルとなっています。
その後、空港の免税店(出国後の搭乗待ち時)のフードコートでオクトパスを使おうとするも
残金がなくて使えないと店員さんに怒られました。
推測ですが、残金がプラスからマイナスになるときの支払いには保証金を充てることができるのかも。
ちなみに、先に紹介したAndroidの[Octopus(八達通)]アプリケーションは、
起動後[Register]をタップして画面右上の[+]アイコンをタップし、
オクトパスの表面右下の数字の下5桁と括弧内の1桁を入力して登録します。
これで[Enquiry(照会)]タブでオクトパスをNFCリーダー部分にタッチすれば利用履歴が見られます。
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