2023年3月9日木曜日

グレーチングからコンクリートへ

街中の道路に敷設されている側溝。
雨水等を生活に支障がないように流すために必要不可欠です。
ただ厄介なのが道路両脇の側溝を繋ぐために
道路を横断するように設置され、
金属製の格子グレーチングで蓋をされた部分。
雨雪で濡れていると自動車で通る時タイヤが滑ります。
ちょうど自動車の発進、停止が発生する
交差点部分に設置されることが多く、
発進のときは空転してエンジンを吹き上がらせがちですし、
停止のときは滑ってABSが働きがちです。
積雪地帯では結構クリティカル。
4輪車ならまだしも、2輪車だとすっ転ぶ原因にもなります。
かなり危険です。

そんな道路横断部分のグレーチングですが、
一昨年くらいから自宅の近くのものを、
コンクリートの蓋に変える工事が少しずつ行われています。
それも蓋をコンクリートブロックに交換するのではなく、
横方向に継ぎ目のない一枚物のコンクリートの蓋へ作り変えています。
通行する側からすれば安全性が高くなって喜んでおりました。

ところで昨今、電動キックボードが流行り出していて、
無免許化とかヘルメット努力義務化とか誰がロビー活動してんだよと。
わりと長くキックボードを常用した経験からすると、
出っ張りに躓いたり、くぼみにタイヤをはめたり、
滑ってすっ転んだり、自動車や歩行者とぶつかったりと、
交通死亡事故が大量発生しそうで恐ろしい。
で、キックボードの天敵が横断型のグレーチング。
基本ジャンプして越える必要があります。
まるで「高橋名人の冒険島」のように(古っ!)。

でふと思ったのが、もしかして電動キックボードのために
コンクリート化しているのか?ということ。
住宅地周辺の細い道をアホみたいな速度とエンジン音で
かっ飛ばす自動車が散見されて眉をひそめているのに、
この上ほぼ無法者の電動キックボードが跋扈するとか、
危なくてしょうがない。

それにしてもセグウェイは頑なに排除していたのに、
手のひら返しで電動キックボードが合法化されるとは、
一体どんな力が働いているのか。
得体のしれない奴らが暗躍してるのか?

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