2022年9月22日木曜日

Windows11タブレットをMiracastモニタに

先日紹介したようにmouse E10 スタディパソコン
HDMIモニタ化することに成功しましたが、
よく考えてみるとWindowsってMiracastのシンク(受信側)になれるんです。
つまりMiracastのモニタになれるということ。
最近のAndroidスマートフォンはMiracastソース(送信側)になれるので、
Androidスマートフォンの画面をmouse E10に
大写しすることができるということ。
ということで早速やってみました。

まずはWindows11側の準備です。
[スタート]ボタンから[設定]を立ち上げ、
[システム]-[このPCへのプロジェクション]メニューをクリックし、
[オプション機能]、[機能を表示]を順にクリックしていって、
[ワイヤレスディスプレイ]をチェックしてから[次へ]をクリック、
[インストール]をクリックします。
その後[システム]-[このPCへのプロジェクション]メニューに戻り、
「許可した場合は、一部の Windows と
Android デバイスからこの PC に出力できます」のすぐ下の
[常にオフ(推奨)]を[どこでも使える]に変更し、
「この PC への出力を求める」の下を[初回のみ]に、
「ペアリング用に PIN を要求する」の下を[常にオフ]に、
「この PC は、電源に接続されている場合にのみ
プロジェクション用に検出できます」は[オフ]にして、
[このPCへのプロジェクション用の接続アプリを起動します]
をクリックして青い画面になったら受信側は準備完了。
AndroidスマートフォンでMiracastシンク候補表示画面で
ここの[PC名]に表示されている文字列と同じものを選択することで
そのAndroidスマートフォンの画面が
Windowsタブレットに大写しされるようになります。
ただしMiracast受信画面にはスマートフォンの画面から
0.5秒程度の遅延があります。
またDRMがかかっているようなコンテンツの表示はできません。
[WOWOW]と[TVer]で確認しました。まあ音声は鳴るんですけど。

ただ、Miracastってあんまり実用的な使い方は思いつかないんですよね。
Miracastソースデバイスって意外と種類が少ないので。
業務だとプレゼン的な用途に使えるでしょうが、
個人用途だとAndroidのゲームを大勢に観てもらうとかぐらいか。
まあでもやり方を知っておくといつか助かる時が来るかもしれません。

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