2018年7月16日月曜日

変なSIMが届いた

あわてて購入した[変なSIM]
同梱されていた書類等から、また実際に操作してみて
新たに分かったことについて書いてみます。
ただし実際に国外にて使用していませんし、
プランの購入もしていませんし、
私が誤って解釈していることもありえるので、
確認はご自身でお願いします。

まず、プラン(通信使用量)の購入は、[変なSIM]を差し込んだ
AndroidかiOSのスマートフォン(タブレット)に
専用の[変なSIM]アプリケーションをインストールして、
インターネットにつながる状態で
そのアプリケーション上から購入するしかないようです。
したがって、渡航前にすべての滞在先向けのプランを
滞在期間分あらかじめ購入しておくのが安全です。
シールタイプの[変なSIM]なら飛行機の出発直前に
慌てて購入することも可能ですが、
プラスチックタイプの場合そちらに差し替えておき、
WiFiで通信して購入する必要がある可能性があります。
また渡航後に3G/LTEの通信ができる間に
次の日のためのプランを購入しておかないと、
WiFi環境を探して購入なんてことになりそうです。

まあプランは複数日分まとめての購入が可能で、
購入してから使用開始まで3ヶ月の猶予があり、
使用開始は意図してアプリケーション上のボタンを
タップする必要があるので、
前もって滞在期間中分を購入しておくのがいい気がします。
現地に着いてから想定外の事態に出会うこともありえますからね。

この[変なSIM]、1日分を購入すると初回接続の瞬間から24時間、
200MBの高速通信が可能で、その分を使い果たしても
その24時間を過ぎるまでは128kbpの低速で通信はできます。
ただし追加料金を払って高速通信分を購入することはできないようです。

支払いはGoogle Play経由ではなく、
[My H.I.S. モバイルID]に紐付いたクレジットカードで行います。
SIMカード購入時に登録したクレジットカードがそうなるみたいです。

専用アプリケーションはAndroidとiOSのみで、[購入]メニューから
[My H.I.S. モバイルID]でログインしてプランを購入します。
ただしSIMをアクティベート(SIMを一度挿入?)しないと購入できません。
シールタイプの場合はアプリケーション内の[切り替え]メニューで
[国内SIM]から[変なSIM]に切り替えをし、購入したプランのうち
開始したいものの[このプランを使う]ボタンのタップで開始します。
注意点はデータローミングはONにしておくことみたいです。
APNは自動で設定されるようですが、
通信できない場合は手動設定を試みることに。
国毎のAPNは同梱のパンフレットに書いてあるので
スマートフォンで写真をとっておくなどメモしておいた方がいいでしょう。
まあ専用アプリケーションの[サポート]メニューの
[サポート]-[困ったときは]-[渡航先で通信できません]の
[設定方法]リンク、[変なSIM+SIM]、
[インターネットが利用できない時はこちらの設定をご確認ください。]
をタップし、[国別APN一覧はこちら]で確認できますが。
なお帰国後はデータローミングはOFFへ戻し、
シールタイプの場合はアプリケーション内で[国内SIM]に切り替えをします。
もしデータ通信ができないなら、APN設定が変になっているのかも。

シールタイプにおけるSIMの切り替えは[変なSIM]に保存されているらしく、
[変なSIM]側または[国内SIM]側に切り替えたSIMカードを
他のスマートフォンに入れるとその状態が維持されています。
なので、Androidスマートフォンで[変なSIM]に切り替えて
プランを開始した上でLTE付きのWindowsPCに挿すと、
うまく通信できる可能性は捨てきれません。

ところで実験中にあせったこともありました。
専用アプリケーションでSIM切り替えようとして、
プログレス状態が終わらなくなったことがありました。
とりあえずアプリケーションを強制終了し、
もう一度トライすると今度は完了しましたが、
心臓によくない出来事です。
あと、電源投入時にSIMカードを認識するまでの時間が
かなり長くなって、初めての時はビクビクしてました。

通常のSIMカードにシートタイプの[変なSIM]を貼ると、
厚さが0.6mmから0.8mmに増えます(ノギスで計測)。
SIMロックフリーのalcatel IDOL3HUAWEI P10 lite
挿してみたところ、きつめの手応えがあっておっかなびっくりですが、
ちゃんと入って普通に通信できてます。
まあ精神衛生上よくないので、あまり抜き差しはしたくないですね。

シートタイプを貼る作業はそれほど難しくなく、
同梱パンフレットの説明どおりにすれば問題ありません。
位置合わせはSIMカードの台紙と付属のテープで行うので、
よほどのぶきっちょでなければ大丈夫でしょう。
なお怖いので実験していませんが、
1度貼ったら2度と剥がさない方が良さそうです。

もし台となっているSIMカードの契約を切っても、
そのままプラスチックSIM的に運用できると思われるので、
シートタイプがおすすめと言いたいところですが、
抜き差しの度に故障につながらないかドキドキしますし、
MVNOを渡り歩てしょっちゅうSIMを交換するなら、
プラスチックタイプに利がありそうです。
うーん、半額のうちにプラスチックタイプも買ってみるかな。
どっちにも長短所があるので。
でも[変なSIM]の2枚運用ってスマートフォン側で
プランを購入する際どう扱われるのか謎です。
何しろ専用アプリケーションの[サポート]メニューには、
SIMカードの契約書に書いてある
マスターIDが記載されていますから。
たとえ変なSIMを抜いていても。

0 件のコメント:

コメントを投稿