2016年9月27日火曜日

めがみめぐりとSuica

私は地方に住んでいますが、
Suicaを使い始めたのは早かったですね。
サービス開始当時仕事で東京方面に行くことも多かったので。
Suicaは切符を買う手間と時間は省けるし、
事前に降りる駅を決めずに電車に乗ってから考えればよく、
気分で行き先を買えることも簡単で、
後で使った金額を確認することもでき、超絶便利です。

ところでSuicaのカード内には直近20件の利用履歴が
保存されているようなのですが、基本サーバ側での管理なので、
おそらくこれまでの利用履歴すべてが
どこかに残っているものと思われます。
過去にビッグデータとしてSuicaの使用データを外部に販売する
なんて話があったので多分そうなんでしょう。
まあ個人情報がどうとの話題に発展し、
データの販売については結局止めたようですが。

さて、Nintendo3DSでは今冬に基本無料プレー可能な
めがみめぐりなるゲームが登場予定となっています。
ゲーム内容が[おしゃべりコミュニケーション]とかなっていて、
9月15日にリニューアルした公式サイトの情報では
すごろくがベースになっている模様です。
古典好きの私にはあまり縁はなさそうなのですが、
特筆すべきはSuicaを始めとする交通系ICカードから
利用履歴を読み込んでその情報をゲーム内で活用するということ。
説明ページには以下のような記述があります。
交通系ICカードを読み取らせると、乗車履歴やプリペイド機能の利用情報に基づいたツクモとの会話が発生したり、アイテムを入手できたりします。
なんと、全国で利用可能な交通系ICカード10種に対応!
また、実在する全国9,000駅以上の駅がゲーム内に登場!
地方のプレイヤーも、普段使用している最寄り駅でICカードを使って、ツクモとのコミュニケーションを楽しみましょう!
※本作は、交通系ICカードがなくてもお楽しみいただけます。

しかしこの履歴情報はカード内部にあるものだけなのでしょうか?
それともインターネットへの接続を前提として、
それ以上のものをサーバから取得するのでしょうか?
まだ詳細が明らかになっていないので何とも言えませんが、
カード内の高々20件の履歴では少々物足りないような気がします。
かと言ってサーバからデータを取得するとなると
今度は運用コストやセキュリティ面で心配ですし。
それに交通系ICカードは日本全国普く利用できるわけではありません。
地域間格差が発生しそうです。
まあ先のウェブページ上の記述の最後の一文が救いですか。

ところで現在出回っている
Old Nintendo3DSはNFCには非対応です。
New Nintendo3DSに買い換えるか、
周辺機器の3DS用NFCリーダー/ライターを別途用意する必要があります。
後者だと交通系ICカードでのゲーム内支払いはできないようです。
遊ぶ気満々の方はご注意を。

そして最後に新たな疑問が。モバイルSuicaやら
10月から始まるiPhone 7/7 Plus向けのSuicaは
果たして対応できるのでしょうか?
もしかしてプラスチックカードだけ?

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