2016年7月21日木曜日

ETC2.0

現在車に付けているETC車載器は、
10年近く前にキャンペーンでタダで手に入れたものです。
使用頻度は…多くて年2、3回ですね。
なにしろ有料道路の空白地に住んでるもので。

さて、時代は巡って今やETCは2.0になりました。
".0"が付いているあたり、あざといというか、
胡散臭いと感じるのは私だけでしょうか?
ともかく、ETCは2.0にバージョンアップすることで、
給油等で有料道路から一旦降りても降りてないかのような処理ができたり、
混んでる有料道路を避けることで料金の割引が受けられたりと、
ちょっと賢くなる予定のようです。
他にもITSスポットから渋滞等の交通情報を受け取れたりします。

そんなETC2.0ですが、1.0の時と同様に
割引キャンペーンが今月から始まりました。
そうでもしないと普及しないんでしょうね。
で、キャンペーンの内容ですが
対象店舗で機器を購入して取り付け、
割引を申請するということのようです。

そんなわけで、10年経った私のWINGROADはまだまだ乗る気満々ですし、
1.0から付け替えてもいいかなと思いつつ近所の対象店舗に行ってみました。
しかしETC2.0の機器って割引分を差っ引いても安くありません。
セットアップ費用が別にかかるのも痛いです。
しかもそれなりのカーナビも必要なようです。
だったらETC2.0なんていらないよ。

しかしナビと連携しなくても単体で動作する機器はあり、
FURUNOのFNK-M100などがそれです。
これは情報を声で知らせてくれるそうで、使いやすいのか疑問ですが、
単体で動作することには大きな存在意義があります。
問題は価格がそれほど安くないことです。
ナビとの連携が前提なら位置情報はナビからもらえますが、
単体動作するにはGPS受信装置を内蔵する必要があったりして
意外とコストがかかるのが原因のようです。
設置は自分でやるとして、セットアップ費用とキャンペーン割引あわせて
安くて一万数千円の費用を妥当とみれるかどうかは微妙です。

私が訪れた店舗には置いてませんでしたが、
中間解としてデンソーのDIU-A050
カーナビの代わりにBluetooth経由で特定のAndroid端末と連携できるみたいです。
なんだか興味をそそられます。
た、[ITS spot viewer]アプリケーションを立ち上げてないとだめみたいで、
詳しいことはよくわからないものの、
[Googleマップ]でナビしてもらっている私のようなドライバーは、
ETC用とナビ用のAndroid端末を2台並べて使えということなのかもしれません。
さらに言えば、Android端末なんてのは10年も使い続ける、
あるいは使い続けられる代物ではなく、
対応できるAndroid端末の入手性が問題になる可能性もあり、
将来に向けて不安を感じます。
そういえば渋滞情報なんかはITSを使わなくても
[Googleマップ]が3G/LTE経由で取ってきて表示するので、
実はETC2.0のITSってそんなに重要ではない気がしてきました。

今回のキャンペーンは2017年3月31日までで先着50000台であり、
開始直後に表示されていた残り台数のカウントダウンをみると
今すぐの決断も必要なさそうなので、しばらくの間よく考えてみようかと。
ちなみにカウントダウンは7月中旬以降消えました。なぜ?

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