カーネルヘッダの準備はできているので、
理論上ドライバはなんとかなるはずです。
手元にあるbuffaloのWLI-U2-KG54とpciのGW-US54Mini2のチップは
偶然にも同じrt2x00系なので、
Rt2x00Wiki からドライバが取ってこれます。
ただし、ここに書いてあるとおり
# apt-get install git-core # git clone git://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/ivd/rt2x00.git rt2x00でソースを取ってこようとしても
Cloning into rt2x00... fatal: The remote end hung up unexpectedlyなるエラーが出てうまくいきません。
そこでLegacy版を使うことにしました。
$ su - # cd /usr/local # chmod 777 src # exit $ cd /usr/local/src $ wget http://sourceforge.nUS54Mini2et/projects/rt2400/files/latest/download/release/rt73-legacy-final-cvs/rt73-cvs-daily.tar.gz $ tar zxf rt73-cvs-daily.tar.gz $ cd ./rt73-cvs-2009041204/Module $ make arm $ su - # make installを実行すればうまくいくと思ったのですが、"make arm"実行時に
make[1]: Entering directory `/usr/src/linux' Building modules, stage 2. MODPOST 0 modules make[1]: Leaving directory `/usr/src/linux' rt73.ko failed to build! make: *** [arm] Error 1なるエラーが出てこちらもだめです。
で、何の気なしに
# zcat /proc/config.gz > .configで展開したコンフィグレーションファイルを見ると
それっぽいドライバがモジュールとして生成されているっぽいではないですか。
実際、"/lib/modules/3.2.27+/kernel/drivers/net/wireless/rt2x00/"ディレクトリには
"rt*.ko"ないかにもなカーネルモジュールがいくつもあります。
あー、最初から見ておけばよかった。
そこで無線LANアダプタを挿して
# modprobe rt2x00usbを実行すると見事"wlan0"インターフェイス(状況により"wlan1"とかかも)が現れます。
# iwlist wlan0 scanで周辺のアクセスポイントを探してきてくれますし、
# iwconfig wlan0 essid <SSID>で特定のアクセスポイント(WEPなし)に接続し、
# dhclient wlan0でIPアドレスを取得して通信可能になります。
私の場合"/etc/network/interfaces"に
auto wlan0 iface wlan0 inet static wireless-essid <SSID> address <IPアドレス> netmask <サブネットマスク> gateway <ルータのアドレス>を追加して起動時から固定IPアドレスで運用するようにしています。
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