当時ちょっと使ってみてそのまま放置していましたが、
何か有効活用したいとは常々考えております。
とりあえず固定IPで運用できるようにしたのでここに書き残しておきます。
OSは独断と偏見でRaspbian “wheezy”(以下wheezy)を使います。
さて、以前も書きましたが、
私はRaspberry piはヘッドレス(ディスプレイ、キーボード、マウスなし)で使いたいと考えています。
PC(Windows、Linux)もiPadもある中で、
Raspberry piでGUIで使う意義は、少なくとも今の私にはありません。
電源とネットワークのケーブルを接続して起動し、
ネットワーク経由でアクセスできればそれで問題ありません。
wheezyでは、ざっとしたことはraspi-configコマンドで手軽に設定でき、
この中でsshサーバ機能を有効にできます。
まるで私の希望をかなえるためのようです。
ただしIPアドレスがわからないと外部からログインできません。
標準状態ではIPアドレスはDHCPによる自動取得になっていますが、
ネットワーク機器が山ほどある私の環境では何が割り当てられるか電源を入れるまでわかりません。
それでは困るのでIPアドレスを固定にしてみます。
といっても簡単で、"/etc/network/interfaces"ファイルの
iface eth0 inet dhcpの行を
iface eth0 inet static address <割り当てるIPアドレス> netmask <サブネットマスク> gateway <デフォルトルータのIPアドレス>に変更し、 "/etc/resolv.conf"ファイルを
nameserver <DNSサーバのIPアドレス>とするだけです。
あと蛇足かも知れませんが、
sshでログインするのに自分専用の一般ユーザを作っておきましょう。
rootでログインして
# groupadd <グループ名> # useradd -m -s /bin/bash -g <グループ名> <ユーザ名> # passwd <ユーザ名>を実行すればいいです。
ついでに標準で存在する一般ユーザ"pi"とrootユーザのパスワードは変更しておきましょう。
各ユーザでログインして
$ passwdで変更できます。
rootでログインしていれば、
$ passwd <一般ユーザ名>で他アカウントのパスワードの変更できます。
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