2018年12月25日火曜日

7 Billion Humans

昔職場の自己啓発的な通信教育のなかに
ロジカルシンキングがどうとかいうのがありましたが、
いや、プログラミングこそがロジカルシンキングだろ!!
ソフトウェアに関わる人間に今更これを勧めるって、
どうかしてるだろと思った記憶があります。
私が小学生3年からBASICで鍛えてきたのがまさにそれです。
言語や環境が変わろうとも、
そんなことは大した問題ではありません。

さてそんなロジカルシンキングをフィーチャーした
私のお気に入りゲームヒューマンリソースマシーン の続編、
セブン・ビリオン・ヒューマンズNintendo Switchで遊べるようになっています。
今年の始めには夏発売とか言ってたので待っていたのですが、
いつの間にか秋発売に延期されていて結局発売は10月末。
いろいろ都合があってようやく先日プレー開始できました。
なお以降のプレー後の感想は、
現状私がプレー済みなのが序盤の十数ステージのみ
であることを前提に読み進めてください。

さて今作[7 Billion Humans]、 率直なところ前作[Human resource machine]の方がよかったかも。
詳しくは以前書いた感想を読んでいただくとして、
前作はストリーミングデータ処理を汎用的に行うようなイメージだったのですが、
今作は目の前にある環境のための専用の処理を作ることが目的の様で、
場当たり的で汎用性のないコードを書くことになります。
パズルゲームとして見るならそれもありとは思えますが、
私個人としてはちょっと違和感があります。
スレッド間共有や同期処理のない、
スレッドセーフなマルチスレッドのプログラミングは、
なかなかのおもしろさではありますが、
解いた問題を見返すと、メインループ(ゲームループ)を作って
条件判定で何か発動するような雰囲気になることが多く、
マクロでとらえるとイベントドリブンプログラムになってます。
古き良き逐次実行の環境からより現代的へ進化したと考えれば
それが悪いとは言いませんが、
私が期待してた物とは角度が45度くらいずれてる気がして。

しかし思考ゲームとしてはなかなかの面白さです。
現在クリア済みのステージ中にステップ数目標が
クリアできてないのが1つあり(あと2ステップ減らせないorz)、
それはもう累積で3時間ぐらい考えていたりします。
どっぷりハマれます。
今作はステージをクリアできなくてもスキップして次に進め、
アマチュアの方でも楽しめるようになってはいますが、
プロの端くれとしては目標非達成は看過できません。

ということでこの年末年始、
[7 Billion Humans]をプレーしてみてはいかがでしょうか。
小学生でプログラミングの学習が始まるなんて話もありますから、
親類縁者集まった中でみんなで遊んでみるのもいいかもしれません。
レッツ、ロジカルシンキング!!
しかし[7 Billion Humans]の前に
前作の[Human resource machine]を遊んぶことをおすすめします。

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