タイトルを見て何だそりゃ、と思う方の方が多いと思いますが、
[ヒューマンリソースマシーン]はNintendo Switch用のゲームです。
いや、ゲームの皮をかぶってはいますが、
論理的に見るとCASLのような低機能CPUで
ストリーミングデータを処理するプログラムを作るドリルです。
一部の方には非常に受けがいいようですが、
世間で見れば少数派でしょう。多分。
そしてその少数派の中に私もいたりするんです。
ゲーム内容は、指定した課題を処理するように
プログラムを実装して実行することなのですが、
より上位の目標としてプログラム行数やステップ数を
設定値より小さくすることも求められ、なかなかムズいです。
よく知られたアルゴリズムを駆使したりもしますが、
分岐後の共有処理をまとめたり分解したり、
ループをわざと展開したり、処理順を入れ替えたりと、
最近の高性能CPU+大容量メモリ+高級言語というような
恵まれた環境からはおよそ使われないテクニックも必要になります。
昔MSXFanという雑誌で1画面プログラムなる
小さなプログラムで機能(ゲーム)を実現する投稿コーナーが
ありましたが、ちょっとそれを思い出しました。
デバッガがやけに強力なので使うと楽なのでしょうが、
私は終盤まであえて使わずエラー結果のみを頼りするようにし、
ついでにコメント機能も使わずに全問題クリアしました。
もちろん行数目標やステップ数目標もすべて達成済みです。
[みまもりSwitch]で確認すると、
プレー時間は29時間5分、延べ日数は27日です。
上位目標達成を含め、終盤でもサクサク解けた問題は数多いものの、
中盤でも一部の問題では1行/1ステップを減らすため
画面を2時間ぐらい見つめて思考していたりしましたし、
電源入れっぱなしで別の事していてほったらかしもしてましたし、
一度は寝落ちをやらかしたため、
トータル時間がやけに長くなってしまいました。
学校でプログラミングの授業が始まるなんて話もありますが、
さわりとして子供が遊ぶのもいいかもしれません。
価格もそれほど高くはないですし。
ただゲームの雰囲気がかなり暗いんですよね。
子供向けではなく、ブラック企業の社畜向けです。
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