どうも今年の4月には明らかにされていたみたいなのですが、
今年分(来年年明けに行う)の確定申告では
医療費控除の申告方法が変わるそうです。
とはいえ完全切替は平成31年分からで、
それまでは現状と同様でも構わないとのことです。
ではどう変わるのかと言えば、領収書の代わりに
「医療費控除の明細書」を提出せよとのこと。
そういえば何年か前から病院から領収書と一緒に
医療内容の明細を渡されるようになっていたので、
これのことかと思いきや…どうも違うようで、
どこの病院にいくら払ったかを自分でまとめた単なる表を
添付すればいいようです。
それって現状のe-Taxと変わらないんじゃ…
実は、と言うほどのことではありませんが、
e-Taxで医療費控除を申告する際、
病院の名称や住所、支払い金額、受診目的等を
ウェブページのテキストボックスに入力していくと
最終的には自動的にそれらが表形式で出力され、
領収書は手元に保存しておけばいいことになっています。
どうもこの仕組みを電子的提出のみならず、
物理的提出にも流用しようという意図があるようです。
まあ年間10万円を越える医療費となれば、
入院や手術を伴う大物は保険でカバーされ
表に出てこないことも多いでしょうし、
結局細かい領収書を大量に添付となると思われ、
見る方も大変だったでしょうからね。
ともかく、制度変更についてはあまり気にせず、
例年どおりにやっておけばいいということです。
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