auの請求書を確認してみると、
現在使用中の携帯電話の回線を契約したのは14年ほど前のようです。
その前はWILLCOM(遡ればDDIポケット)のPHSを使用していました。
薄い記憶から逆算してみると、数年は使っていたことになります。
PHSから携帯電話に変えた後も、CFカード型のPHSデータカードを
SHARPのPDA Zaurusに挿して通信してましたね。
長期間の入院時にはほぼつなぎっぱなしにしたりしてました。
ちなみにこの時使っていたPHS回線はMVNOでした。
今でこそMVNOという言葉は認知されてきましたが、
実はかなり昔から存在していたんです。
そんなPHSも新機種が登場しなくなってから久しく、
同じ1.9GHz帯を使用するヨーロッパ由来のDECTが
コードレス電話機で国内でも普及するようになって、
PHSの終わりもカウントダウン間近とは思っていましたが、
それがついに始まってしまいました。
ワイモバイル(ソフトバンク)から2018年3月31日をもって
PHS端末の新規契約と機種変更を終了すると発表されました。
停波まではさらに余裕がありそうですが、
最後に公開した契約者数は2013年9月で5268800台ということで、
すでに相当数ソフトバンクに巻とられているものと想像できます。
PHSは自動車用等の通信モジュールとして採用されていたりして、
今後もそちら方面は継続されるようで、
IoT向けにシフトということなのでしょうか。
まあ周波数的にはDECTなんかも使用している場所なので、
PHSを立ち退かせても携帯電話向けに転用できるわけでもなく、
ソフトバンクお得意の周波数ガメ状態にしておいて、
後々何かの材料にするつもりなのかもしれません。
ちなみに周波数の利用状況については日本国内の状況や
1.9GHzあたりを含む状況が参考になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿