2016年8月16日火曜日

Windows 10 Anniversary Update インストールトラブル - MacBook Pro編

すでにWindows 10 Anniversary Updateについての
トラブルについて書いていますが、
MacBook Proでは相当酷いことになりました。
Anniversary Update以前の問題ではあるのです…

ここ何ヶ月かでMac上のWindows7を10にアップグレードし、
YosemiteをEl Capitanにアップグレードしていたのですが、
いさAnniversary Updateを適用するためWindows10を立ち上げようとするも
立ち上がらない…orz

[option]キーを押しながらMacの電源を入れてもWindowsの起動ディスクは現れません。
Ubuntuとのトリプルブートのために入れている
ブートローダrEFIndはOS Xのアップデートのたびに消えるので、
再インストールしてリブートし、Windowsを起動しようとするも
No bootable device -- insert boot disk and press any key
の表示が。
Ubuntuは正常起動するのになぜ?
冤罪かもしれませんが、OS Xのアップデートのせいのような気がします。

気を取り直しEl Capitanを起動して[ディスクユーティリティ]で
[Windows]ボリュームのコンテキストメニューから
[Finderに表示]を実行すると、ボリュームの中身が見られます。
どうやらWindwsは起動できなくなっただけのようです。
そこでWindows10のインストールDVDで修復してみることに。
[option]キーを押しながら電源を入れて、
[Windows]と名前の付いたDVDのアイコンを選んで起動します。
Windows起動後、[コンピュータを修復する]をクリックし、
[トラブルシューティング]-[詳細オプション]-[個人用ファイルを保持する]
とメニューを辿るも
Windowsがインストールされているドライブがロックされています。
ドライブのロックを解除してやり直してください。
とのメッセージが。
調べてみるとストレージ暗号化のBitLockerが有効なために出るエラーのようです。
って、そんな機能使ってないって。
試しに起動メニューで[EFI Boot]のDVDのアイコンを選んでみると、
なぜか前述のエラーが出ず先に進めたので
[スタートアップ修復]を実行することができました。

しかし悲劇は起こりました。
Windows修復後に起動できたのはYosemiteの修復のみ。
そこから[ディスクユーティリティ]でなんとかしようとするも全くダメ。
テスト用のEl Capitan入りのUSB接続HDDから起動して試すもこちらもダメ。
内蔵HDDは初期化するしかなく結局空に。
幸い超大事なデータはクラウド上にも置いてあるので被害は最小限ですが、
失ったものは決して小さくありません。

もう過ぎたことは忘れて昔のようにパーティションを切り
El Capitanをセットアップします。
その後El Capitanを起動して[Finder]で
[アプリケーション]の[ユーティリティ]を開いて
[Boot Camp アシスタント]を起動し、
[最新のWindowsサポートソフトフェアをAppleからダウンロード]のみチェックして
USBメモリにデバイスドライバをセットアップします。
今度はWindows10の最新版RedStone1のインストールDVDから起動して
Windows10をインストールし、
その後先のUSBメモリを挿してデバイスドライバをインストールします。
これでOS X、Windows共に最新の環境が復元できました。

それにしても酷い目に遭ったものです。
今回の教訓は、OS Xのアップデートなんてするもんじゃないことと、
Time Machineできちんとバックアップしておくことでしょうか。

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