2020年3月17日火曜日

PowerShellの実行

Windowsのコマンドシェルといえば
古き良き[コマンドプロンプト]なわけですが、
DOS時代のレガシーでもあり、引きずっているものが多く
流石に時代遅れ感は否めません。
その代わりにと作られたのがPowerShellです。

普通にPowerShellをコマンドプロンプトよろしく
単体で起動することもできますし、
コマンドプロンプト上で"powershell"を実行して起動もできます。
ただしcygwinのbash上からは実行できません。
PowerShellだとプロンプトの先頭に"PS"と表示されるので
現在どのシェルにいるのか区別が付きます。

PowerShell上で適当にコマンドを実行することができますし、
それらコマンドを書き込んだスクリプトファイルも実行できます。
スクリプトの拡張子は".ps1"が標準のようです。
スクリプトを実行するときは拡張子を含めてタイプしてもいいですし、
拡張子を省いて指定することもできます。
".exe"と似たような指定方法です。
コマンドプロンプトから
> powershell c:\Users\ttanimu\Desktop\test.ps1
のように直接スクリプトの起動もできます。
ここではスクリプトをフルパスで書きましたが、
カレントディレクトリからの相対パスでの指定も可能です。
".ps1"ファイルのコンテキストメニューから[編集]を選ぶと
統合開発環境[Windows PowerShell ISE]が開き、
そこでならデバッグも楽にできます。

残念なのは未だディレクトリの区切り記号が
'\'(バックスラッシュ/円記号)であること。
コマンドプロンプトとシームレスに使うために
この仕様は仕方がないのでしょうが、
いい加減UNIXに合わせて'/'(スラッシュ)にほしいところです。
まあ各種コマンドのオプションが'/'で始まる時点で
UNIXに寄せる気はなかったんでしょうけど。

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