2019年11月19日火曜日

GPSロールオーバー

先日GPSロールオーバーに対応するため
iPhone4Sをアップデートしましたが、
他に今後使うことがあるかもしれないデバイスが気になりました。
Bluetooth/USB両対応のGPSドングル"GR-310"です。
これはPC等とUSBで有線接続、
またはドングルにUSB端子経由で電源を供給しつつ
PC等とBluetoothで無線接続できるシリアルデバイスで、
PC側でTeratermのようなシリアルコンソールを開き
ボーレートを4800に設定すると、
NMEA形式で時刻や位置情報を垂れ流してくれるドングルです。

まだ世の中にスマートフォンと呼ばれる製品がない昔に購入し、
国内の長距離自動車旅行中や国際線の飛行機に乗ったときに
ノートPCと組み合わせて移動軌跡のデータ取得などして
楽しいんでいました。
GPS受信機付きスマートフォンが簡単に入手できる現在では
もはや使うこともないだろうこのドングル、
しかし結構便利なので久しぶりに動作確認してみるとに。

とりあえず空が開けてない屋内で動作チェックしてみると、
$GPRMC,040047.031,V,,,,,,,291006,,,N*44
のように位置情報はもちろん、日付/時刻もデタラメで、
数時間稼働させても改善は見られませんでした。
もしかしてGPSロールオーバーに対応してない?

その後窓際で動作させてみるとそれほど時間をおかず
日付/時刻が正しくなりました。
ああ、衛星からの信号が受信できなかっただけね。
GPSロールオーバーに対応できてるっぽい。
その後なかなか位置情報は吐いてくれなかったのですが、
一晩放置して翌朝確認してみると、
正しい位置情報を吐くように。まだ使えそうです。
今後何年使えるかはわかりませんが、
どうせ吐くのはテキストデータなので、
いくらでも簡単に加工できます。
パイププログラムでも作り、それを経由させて
リアルタイム加工するのも大した手間ではないでしょう。
そういう意味ではスマートフォンなんかより
よっぽど製品寿命が長い。

ちなみに、Andoriodスマートフォンで
BluetoothのSPPプロファイルを扱うには、
[Bluetooth SPP](Carlos QL社製)のような
専用アプリケーションが必要になります。
ただこれ、言語が英語でなくて…
まあなんとなく雰囲気で使えましたけど。
皆さんには英語なやつを探すことをおすすめします。

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