私の環境もアップデートすることに。
[設定]アプリケーションを起動して
[更新とセキュリティ]の[Windows Update]メニューを開くと
お待たせしました! 間もなく Windows 10 Creators Update をお使いいただけます。 いち早く手に入れる方法を確認しますか?との表示が。どうやらまだ更新のタイミングではないようですが、
その下にある[はい。方法を確認する]をクリックすると
ウェブページが開くので、
そこから更新アシスタントを立ち上げます。
あとは流れに沿って進めれば何度かのリブートを経て
アップデートが完了します。
事前に明らかになっていたCreators Updateによる変更の中で
私が恩恵に預かれそうなのは
3DペイントとBashぐらいなものです。
3Dペイントはそう種類の多くない3Dオブジェクトを配置し、
位置や方向や大きさや色を変えたり、
テクスチャを貼ったりできますが、
なぜ今3Dをフィーチャーしたのか。
まあ時流に乗ってVR/ARのコンテンツ作成ができるように
したいということなんでしょうかね。
bashについてはCreators Updateに更新してもなんら変わりません。
情報によるとUbuntu 14.04ベースだったのが
16.04ベースに更新されたとのことなので、
よく考えずにとりあえず
# do-release-upgradeを実行してみたところ無事アップデートできました。
ちなみに"lsb_release -a"の実行結果
(または"/etc/lsb-release"の内容)は更新前
No LSB modules are available. Distributor ID: Ubuntu Description: Ubuntu 14.04.5 LTS Release: 14.04 Codename: trustyだったのが更新後には
No LSB modules are available. Distributor ID: Ubuntu Description: Ubuntu 16.04.2 LTS Release: 16.04 Codename: xenialとなりました。
私は試していませんが、管理者権限のコンソールで
> lxrun /uninstall /fullを実行して一旦Ubuntu環境を全削除し、
以前と同様に
> bashを実行して再度インストールしても良いようです。
アップデートしたBashを起動してまず気付くのは
日本語表示のバグが修正されていることです。
また以前はできなかったbashからの
Windowsアプリケーション(コマンド)も可能になりました。
当然リダイレクトやパイプでの接続も可能です。
ただしPATHを通しておかないとフルパスでの
アプリケーション指定が必要になります。
Windowsディレクトリにはすでにパスが通っているので
"notepad.exe"や"calc.exe"などはそのまま起動できます。
注意点は拡張子("exe")も打ち込む必要があることです。
DOSプロンプトだと省けるのにねぇ。
ところでこのUbuntuサブシステムでは
32ビットコードは実行できないようです。
これはAndroidシステムのビルドが
できないかなと試していて気付きました。
"prebuilts/misc/linux-x86/bison/bison"で
cannot execute binary file: 実行形式エラーとか出てきて、
$ file prebuilts/misc/linux-x86/bison/bison prebuilts/misc/linux-x86/bison/bison: ELF 32-bit LSB executable, Intel 80386, version 1 (SYSV), dynamically linked, interpreter /lib/ld-linux.so.2, for GNU/Linux 2.6.8, not strippedなので別に普通じゃん、とか思っていたのですが、
よく考えてみるとこのサブシステムは全体的に64ビット系で、
動いている他のバイナリーは全部"ELF 64-bit"です。
きっと32ビットコートは未サポートなんですね。
次期アップデートではbashからシリアルポート
(COMデバイス)にアクセスできるようになるとのことで、
個人的に喜んでいたのですが、
それより先に32ビットコードをなんとかして欲しいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿