2016年1月28日木曜日

Androidで画面ロックをなしにできない

最近世間を騒がしているあの芸能人のチャット内容の流出。
mineoサイトの画面端に表示されていたチャットウィンドウの写真は、
いつの間にかイラストに変更されています。

それはともかく、スマートフォンを他人に使用されないためのロックを
していない方は世の中結構いるようです。
昔の携帯電話なら情報の流出範囲は基本端末内の物だけに止まりますが、
スマートフォンはクラウドへの窓だったりするので、
ぞんざいに扱うのはあまりにも危険です。
家族に持たせているスマートフォンにも当然ロックをかけていたのですが、
その知り合いがいちいち面倒だろうとお節介にもロックを外していたことがあって、
それによってどういうリスクがあるかを家族に説明し、再設定したことがあります。
そういうことから考えると、そのお節介な方のまわりのスマートフォンは、
軒並みロックされていないんでしょうね。

そんな画面ロックですが、ちょっとした都合で一時的に外したくなることはあります。
ところが、Android5.1にアップデートしたNexus7(2013)
[設定]アプリケーションの[セキュリティ]-[画面のロック]メニューを開くと、
[なし]と[スワイプ]の選択肢に"管理者、暗号化ポリシー、または認証情報により無効"
との記述があって選べなくなっています。どういうこと?

結果的には[セキュリティ]-[認証ストレージの消去]メニューを実行することで直りました。
そういえば証明書をインストールするときにロック解除操作を強要された記憶が。
きっとストレージを暗号化してても同様の状態になるんでしょうね。

何はともあれ、ロックをかけておかないと、
せっかくの紛失・盗難対策も意味がなくなってしまいます。
面倒くさがらずかけておきましょう。

ちなみに指紋認証ならいちいちパスワード等の入力をせずに済むので
便利かと思いきや、こちらも実は危険だったりします。
本人の意識が無い状態でも指で認証できてしまうので。
これ、CSI:科学捜査班(シーズン15?)で
死体の持っていたスマートフォンのロック解除のためにやってました。
パスワード解析の手間が減って、ニック曰く「指紋万歳」。

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