2012年12月17日月曜日

WiiUをとりあえず検証

WiiUの初期設定をなんとかすませた後、
購入前から気になっていた実験等をやってみます。

まずはGamePadの電波到達距離です。
映像の無線転送と言うとWHDIが思い浮かびますが、
IOデータのWTR-HDAV/Aの実験では直線距離で5m、見通しで10m程度が限界でした。
同様の実験をWiiUについて行ったところ距離は2mほど伸びましたが、どんぐりの背比べです。
混線さえしなければ隣の部屋ぐらいまでならつながるでしょう。

次に内蔵ストレージです。
WiiUには8GBのベーシックセット
32GBのプレミアムセットがあります。
プレミアムセットには他にもおまけが付いていますが、
このストレージ容量の差とディスクの最大容量が25GBということを鑑みて、
私としてはベーシックセットの一択だったのですが、
それが正しかったどうかを考えて見ます。
カラオケやHuluのクライアントをインストールするなど
やるべきことを一通り行った時点での私のWiiUの残りストレージは約2.5GBとなっております。
これではパッケージ版併売の大容量ダウンロードソフトはほぼ入りません。
New スーパーマリオブラザーズ Uで2GB、Nintendo Landで3.2GBなので
USB接続のHDDすることが前提となります。
もしプレミアムセットを選んでいれば都合26.5GBとなるでしょうが、
このペースであればやはり数本しか入りません。
基本的にゲームはパッケージ版を買い、
ストレージはセーブデータやniconico等のダウンロードソフト用に使うのであれば内蔵だけでも十分でしょうが、
積極的にダウンロード版を購入するならやはりHDDの接続は不可欠です。
私のように手元に使っていないHDDがあるのなら、やはりベーシックセットが正解だったと判断しています。
限界まではHDDなしで運用してみるつもりですが、ライフタイムに渡って意外と必要ないかもしれません。

そして外付けHDDです。
2,3年前に血迷って購入した使っていないUSB接続HDD(1TB)をWiiUに挿してみましたが、
正面背面どのポートに挿しても問題なく認識してくれました。
このHDDはWiiUにフォーマットをかけることになるのですが、
この形式に興味があります。
フォーマット後、PC(Linux)に接続してみると、
PC用に見られるパーティション情報(MBR)もなしで
丸ごと1つのボリュームとして扱っているようです。
HDDの先頭あたりを0クリアしてからWiiUでフォーマットして一部ダンプしてみると、
暗号化されているっぽいです。
FAT系でないことは予想していましたが、完全オリジナル形式っぽいです。
これは推測ですが、ゲームの容量が大きいので、
それに最適化した断片化の起こりにくい効率のよい保管方式にしているのではないでしょうか。
また、小さなセーブデータの管理についても工夫しているのかもしれません。
事前に外付けストレージにはUSBメモリを使わずHDDにしてというような公式メッセージが出されており、
そのなかで触れられたNAND Flashのへたりについては完全に同意しますが、
このあたりのことも関係あるのかもしれません。

ついでですが、GAMECUBEのディスクをWiiUに入れてみたところ吐き出されてしまいました。
WiiUのディスクドライブは8cmディスクを受け付けないようになっていて、
その時点でGAMECUBEとの互換性がないことは明らかです。

もう一点書き加えるとすればWiiU GamePadのバッテリーについてでしょうか。
+ねじを外すことで誰でも交換可能で、スペックは3.7V/1500mAhとなっております。
気になるのが、収納スペースに対してバッテリーサイズがすごく小さいことで、
サイズが2.5倍の大容量バッテリーがどこかから発売されるでしょう、多分。
あるいは単3eneloop8本で電力供給するようなアダプタなんてものが出てくるかもしれませんね。
容量的には2倍以上になります。

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