2012年12月6日木曜日

ブラザーのプリンタに一言申す

先日プリンタの試運転をしましたが、
その後想定外の製品仕様に気付き、さらに新たな問題が発生しました。

現在私が利用中(といっても年に1回使うだけ)のプリンタはブラザー工業のDCP-595CNという
2年ぐらい前のスキャナ付きインクジェットカラープリンタで、
インクはイエローシアンマゼンタの4色のインクタンク(プリントヘッドではない)を
別々にセットするようになっています。
前回イエローのインクが突然なくなったと書きましたが、
このプリンター、1色でもインクがなくなると起動時にエラーとなり何も出来ません。
たとえイエローがなくなっても、黒でモノクロ印刷が出来そうなものですが、そんなことは出来ません。
また、最悪インクがなくてもスキャナとして役立ちそうなものですが、それすら出来ません。
しかもインクタンクが本体から検出できかつインクの残量があるときのみ正常動作となり、
そうでなければでかすぎる文鎮と化します。まったくなんて仕様だよ。
市場を独占する企業が好きでないのでわざわざマイノリティのブラザーのプリンタを選び、
今後もどうしても買い替えが必要になればブラザー製にしようかと思っていましたが、
こんな理不尽な仕様の製品を出すような企業はもう信じません。
高価な純正インクももう買うまいと心に誓いました。
今度はプリンタを買うときは日本では比較的マイナーなHPのプリンタにしようと思います。
なお、この仕様は最新機種ではすでに変更されているかもしれませんし、
今後登場する機種で変更されるかもしれません。

次に新たなる問題です。
実はイエローのインクがないとか言われたものの、
タンクには明らかに大量のインクが残っていますし、
おかしいなと思いつつインクタンクを温めたり振ったり、
2つあるインクの出入り口を針で突っついたりしていたところ、
ちゃんと印刷が出来るまでに回復しました。
ところが一晩寝て起きたところ、プリンタのLCD画面に
印刷できません
インクを交換してください
[Y][C]
と表示されるようになりました。
元に戻るどころか、シアンまでもおかしなことになりました。
もちろんシアンのタンクにはインクがたっぷりあります。
しょうがないのでイエローとシアンのタンクをいろいろやっていたところ、今度は
インクを検知できません
ゆっくりと入れ直してください
と表示されるようになってしまいました。
その後もいろいろやってみましたが上記2つのうちどちらかが表示され、
上記の仕様とあわせて印刷もスキャンもできません。
互換インクを買ってきて何とか印刷できました。

たまに印刷するだけならトナーが劣化しにくいカラーレーザーのほうがいいんでしょうかね。
カラーレーザーも最近は安くはなっているのですが、
価格よりも大きさが問題で、たまにしか使わないならそれこそ邪魔です。
クラウドプリントという手もあるにはありますが
少なくとも年賀状を印刷するのには向いてなさそうですし、
大量に年賀状を出すわけでもなく、暮れも押し迫らないと準備しない
私のような人間には印刷業者に発注というのも難しいですし、
送り先ごとに何か一言手書きで加筆して判を押すとなると
ネットの年賀状サービスも使えませんし、
かといって普通のメールで済ませるというのもいろいろ問題がありますし。
何かいい方法はないものか、
思いついたらビジネスチャンスになるのかもしれません。

最後に分解した純正インクタンクの写真を載せておきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿