贅沢な作りにはなっていないもののそう安っぽくも見えず、
十分今っぽいガジェットです。
ただ個人的に残念に思うのはBluetoothイヤホンに対応していないこと。
やっぱり紐類がついてないほうがいろいろと望ましい。
まあコストやコントローラーへの影響を考えると仕方ないかと。
そんなNintendo SwitchにBluetoothイヤホンを接続できる
CIOのBluetoothオーディオトランスミッター を割引に釣られて購入。実際に使ってみました。
Nintendo Switchの電源を入れ、
本体底面のUSB Type-Cコネクタにこのドングルを差し込み、
ドングルにあるポタンを短押ししてから
Bluetoothイヤホンの電源を入れてペアリングさせると
すんなり接続でき、イヤホンから音が出るように。
本体の音量上下ボタンで音量が調節できます。
その際に表示から推察されるのは、
このドングルがUSBオーディオであること。
なるほど、これがUSBオーディオとBluetoothオーディオを
ブリッジする変換器なのですね。
このドングルには2組のBluetoothイヤホンを
接続できるとのことで、2人プレーのときには便利。
実際できましたが、ペアリングには少々苦戦。
1つ目のイヤホンとはドングルのボタンの短押しで
比較的スムースにペアリングできるのですが、
2つ目をペアリングしようと長押ししても1つ目として認識され、
元の1つ目の接続が解除されることがあります。
イヤホンのペアリング順を変えるとうまくいったりします。
ともかく試行錯誤しつつ2つと同時に接続しても、
音量調整は一元的に本体の出力が変化するので
2つのイヤホンの音量特性があってないと、
一方は大き過ぎて耳を痛めそうなのに、
他方は小さ過ぎて聞こえないなんてことになりえます。
それから形状的には本体にちょっと不安定な出っ張りができるため、
ぞんざいに扱ってぶつけたりしないように気をつけねばなりません。
もし本体のコネクタを痛めてしまうと充電できなくなるかも。
あと下部の出っ張りが邪魔でテーブルモードで本体を置くときに
ちょっと工夫が必要でしょう。
さてこれだけでは面白くないので
このドングルをUbuntu PCに接続してみました。
するとlsusbの結果に
Bus 001 Device 016: ID 0a12:1004 Cambridge Silicon Radio, Ltdが加わっているのが確認できました。前述の推測は正しそうです。
[設定]アプリケーションの[サウンド]メニューの[出力]タブの
[サウンド出力デバイスの選択]には
"デジタル出力(S/PDIF)-B26"と"アナログ出力-B26"が、
[入力]タブの[サウンド入力デバイスの選択]には
"マイク-B26"が追加されています。
音声入力にも対応できそうです。
ここで出力先を"デジタル出力(S/PDIF)-B26"にして音を出してみると、
たしかにペアリングした2組のイヤホンから同時に聞こえます。
Nintendo Switch専用ではなく、十分汎用で使えます。
また改造してアナログ音声の入出力をどうにかしたりして
別の用途にも使えそうな気はします。
ただし分解して確認したわけではなく
適当に言ってるだけですので真に受けないように。
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