2017年2月13日月曜日

SUPER BOWL LI 前半

<以下にはSUPER BOWL LIの試合内容・結果が書かれています。>

これまでプレビューやら雑感やら書いてきた
SUPER BOWL LI。
ゲームを振り返ってみます。

コイントスに勝ったのはファルコンズ。
キックを選んでキックオフはタッチバック。
ペイトリオッツは自陣25yから攻撃開始。
ショットガンから中央のWRエデルマンに10yほどのパスするもドロップ。
もう一度同じようなプレーで今度はパス成功。
3rd&1からランを選択するも1y取れずにパント。
ファルコンズは反則を取られ罰退し自陣8y地点から攻撃開始。
RBにピッチしてのラン攻撃でビックゲイン。自陣45yまで進む。
もう一度ほぼ同じプレーで3yのゲイン。そしてパスで3y。
ショットガン隊形のノーバックで攻めるもQBサックを喰らい4th&17。
パントで陣地回復。
リターナーはWRエデルマン。ちょっと酷使しすぎのような。
ハイスコアゲームが予想されていましたが、
思いのほか静かな立ち上がりです。

続くペイトリオッツの攻撃は自陣10y地点から。
ジェットスイープでWRエデルマンに渡して2yゲイン。
ノーバックのショットガンからパス成功で自陣25yへ。
プレイアクションからのロングパスで自陣40yへ。
ショットガンからRBに渡して2yゲイン。
2nd&8の場面でショットガンからのパスは
レシーバーが滑って9yゲインに止まる。
ノーバックのショットガンから中央のRBへパスを通し敵陣40yまで侵攻。
しかし次のプレーでQBサックを喰らい、
続いてのショットガンからのロングパスはレシーバーがドロップ。
3rd&19はショットガンからロングパスを試みるも
またもQBサックでパントに追い込まれる。
この場面、一旦OLに抑えられたDLが遠回りしてQBに到達したのですが、
OLが一仕事終えてプレーを止め気味で、
もししつこくプレーしていればサック直前にブロックできた可能性もあり、
きっと怠慢プレーでコーチに怒られたことでしょう。

さてパント後はファルコンズが自陣12yからの攻撃。
RBを2人置いての迷彩ランで9yゲイン。
ノーバックのショットガンからのパスで自陣31y地点へ。
RBにピッチしてのランプレーで2y進む。
ショットガンから同様のプレーで5y獲得。
3rd&3amp;でショットガンからQBがスクランブルぎみに
前に出るもサックされ4th&5となりパント。
ペイトリオッツは自陣18yからの攻撃です。
パス成功で自陣31yまで進み。
ショットガンからRBへハンドオフして中央のラン。
7y進み2nd&3。
もう一度ほぼ同じプレーで2yゲインしQ1が終了となります。
スコアは0-0。本当に静かな立ち上がりです。
どうやら期待とは違う方向に進んでいます。

Q2はペイトリオッツの自陣40y付近からの攻撃で幕開け。
3nd&1でショットガンフォーメーション。
プレー中QBブレーディがWRエデルマンに奥に行くよう
ジェスチャーで指示を出し、ロングパスがコンプリート。
敵陣33yまで進むも、次のランプレーでファンブル発生。
ファルコンズD#がリカバーしてターンオーバー。
ファルコンズは自陣29y地点からの攻撃をゲット。
2RDのショットガンからプレイアクションで
エースWRジョーンズへのロングパスを決め自陣48yへ。
そしてまたもWRジョーンズへパスし敵陣29yへ侵入。
RBにハンドオフして中央突破。敵陣14yのレッドゾーン内へ。
もう一度ランで敵陣5y。
2nd&1の場面でショットガンからRBへのハンドオフ。
外へのランでD#を振り切ってタッチダウン。
キックで1点追加して得点は0-7とファルコンズがリード。
ペイトリオッツが痛いのはターンオーバーされての得点であること。

キックオフで試合再開。
ペイトリオッツは自陣16yからの反撃。
ノーバックのショットガンからパス失敗。
パスフェイクからのランで3yゲインするも
3rd&7でショットガンからのショートパスではあまり進めず
4th&3となりパント。どうにもO#が続きません。

ファルコンズは自陣38y地点からの攻撃。
プレイアクションでロングパスが決まり敵陣38yへ侵攻。
再度のプレイアクションからのロングパスは
WRジョーンズがつま先を残してコンプリート。敵陣20yへ。
ハンドオフでRBに渡し1yゲイン。
ショットガンからのタッチダウンパスを試投するもDBがカバー。
しかし次は防げずにタッチダウン。
エクストラポイントのキックはD#のブロック失敗で
オフサイドを取られ前進してリトライで成功。
ファルコンズは0-14とリードを広げます。

キックオフはタッチバックとなり
ペイトリオッツは自陣25yからの反撃。
ショットガンからパス成功しセカンドエフォートで
1stDown獲得。自陣37yへ。
ショットガンからパス失敗。
ショットガンからのパスがインターセプトされそうに。
10y残しの3rdDownコンバージョン。
ノーバックのショットガンからのパスは8yと届かず。
しかしD#のホールディングの反則で救われ1stDown獲得。
次のRBの中央のランはノーゲインで止められ、
ショットガンからセーフティバルブへのパスは
ランアフターキャッチ中に転けて3rd&3止まり。
しかもノーバックのショットガンからのパスは
ターゲットが見つからず投げ捨て。
しかしD#のホールディングで5y前進。
RBの中央のランは1yしか出ず。
ショットガンからのショートパスはレシーバーがドロップ。
そして2RBのショットガンからのパスは誰もいないところに。
が、またもD#のホールディングで5y前進。
RBの中央のランはノーゲインで止められる。
このプレーを出そうもないのに繰り返すのは愚策に思えます。
プレイアクションからのショートパスは
レシーバーが前に倒れながら1stDown獲得。
ドロープレーで3yゲイン。
RBの中央のランはわずか1y。
相手の反則に助けられながらもペイオリオッツO#が進みます。

そして運命のプレー。
3rd&6でのショットガンからのパスでQBがインターセプトを謙譲。
鈍足QBブレーディのタックルは届かず
ファルコンズD#がそのままエンドゾーンに持ち込みタッチダウン。
エクストラポイントも決まって
ファルコンズは0-21と3ポゼッション差でリード。
なんだかつまらないSUPER BOWLになってきており、
ファルコンズを応援していた私は急遽ペイトリオッツの応援へ。
一方的な展開はSUPER BOWLにはふさわしくありません。

ところでこのpick6プレー、
ペイトリオッツO#は左サイドに3人にレシーバーを置き、
2人がクロスして展開、残りのWRアメンドラが遅れて外から内へ切れ込み、
それがファーストターゲットでした。
QBブレーディからすればファーストターゲットは理論上
完全に空いているはずなのでそう注意を払うことなく投げ込み、
それをインターセプトされてしまいました。
おそらくペイトリオッツは今シーズンこのプレーをやったことがあり、
ファルコンズはそれをしっかりスカンティングしていて、
狙いすましてインターセプトしたものと思われます。

前半残り時間は2分21秒。
キックオフはタッチバックとなり
ペイトリオッツは自陣25yからの反撃です。
ショットガンからRDにハンドオフし3yゲイン。
これで残り2分を迎えます。
自陣28yからの2nd&7。
ショットガンからのパススローはDLの手に当たって
ふわりと高いパスに。
しかし運良くTEベネットのいるあたりに飛び、
長身を活かしてコンプリート。
ついでにランアフターキャッチで結果的に19yゲイン。
ショットガンからのロングパスは失敗。
ショットガンからセーフティバルブのRBに投げ、
ラナフターキャッチで敵陣29yに侵攻。
ここからはノーバックのショットガンでのパスを連発。
パス成功で8yゲイン。パスミスで3rd&2。
パス成功で1stDown獲得。
そしてパスを掻き出されインコンプリート。
2nd&10でショットガンからセイフェティバルブにパスし、
ランアフターキャッチでかなり稼ぐものの、
O#がホールディングを犯し5y罰退。
ショットガンから投げ先がなかったのか、
パスプロテクションに参加していた
TEにショートパスして-5y。
残り時間は5秒ということで3rdながら
41yのフィールドゴール成功でペイトリオッツは3点を返し、
ハーフタイム前に3-21にまでは持っていきました。
ペイトリオッツは3TD喰らったものの、
そのうち2つはターンオーバーがきっかけということで、
ターンオーバーを仕返せばまだ逆転の可能性はあります。
ファルコンズには2012年シーズンのNFCチャンピオンシップで
49ersに17点差を逆転され敗北した過去もありますし。
しかし勝負はついていないとはいえ、ペイトリオッツの敗戦は濃厚です。

長くなったので後半は日を改めることにします。

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