一部で強烈に需要があります。
ということでUbuntu 14.04でシリアル通信してみます。
シリアルポートのデバイスファイルは昔から"/dev/ttyS*"と決まっていますが、
最近のPCでは2つ以上ついていることはほぼないので"/dev/ttyS0"で決定です。
で、確認するとこのデバイスファイルへのアクセスは制限されていて、
所有者root、所有グループdialout、パーミッションは0660となっています。
すなわち一般ユーザはアクセスできません。
利用するユーザをdialoutグループに追加するのが正しい行為なのでしょうが、
1人しか使わないPCなら
# chmod 666 /dev/ttyS0で誰でも使えるようにしておいた方がトラブルもないでしょう。
で、シリアル通信するアプリケーションはいくつかあります。
まずminicomです。
# apt-get install minicomでインストールできます。
[ctrl]+[a] [z]([ctrl]+[a]を押した後単独で[z]を押す)でコマンド一覧が見られます。
また[ctrl]+[a] [o]の[シリアルポート]でボーレート等設定後["dfl" に設定を保存]で変更を保存できます。
アプリケーションを終了するのは[ctrl]+[a] [q]です。
次にkermitです。
# apt-get install ckermitでインストールできます。 設定ファイル"~/.kermrc"の内容を
set line /dev/ttyS0 set speed 115200 set stop-bits 1 set flow-control none set parity none set carrier-watch offのようにした上で
$ kermit connectで通信開始です。
[ctrl]+[\] [?] でコマンド一覧が見られ、
[ctrl]+[\] [q] で終了できます。
そしてcuです。
# apt-get install cuでインストールできます。
$ cu -l /dev/ttyS0 -s 115200で通信できます。
~? でコマンド一覧、
~. で終了となります。
最後にscreenです。
# apt-get install screenでインストールできます。
$ screen /dev/ttyS0 115200で通信できます。
[Ctrl]+[a] [?] でコマンド一覧、
[Ctrl]+[a] [k] で終了できます。
0 件のコメント:
コメントを投稿