2024年2月14日水曜日

HD-TVI

私の自動車にはかなり前からアナログビデオ入力液晶モニター
アナログビデオ出力カメラを組み合わせたバックカメラと、
バックカメラとモニター付きドライブレコーダー(デジタル)
によるバックカメラの2系統を使用できるようにしています。
というのも、ディーラーオプションのナビは
もう地図が古すぎて使う気になれませんし、
起動するのに時間がかかるのでエンジン始動時からすぐに
バックカメラの映像がみれないので不便で。
先の2系統のうち前者は本当に瞬間的に表示してくれて助かります。
ただし冬の寒い朝はモニタが悪いのか、通電してからちょっと温まるまで
表示なし、あるいは点滅表示になるのが玉に瑕です。
後者は低温でも問題ありませんが、起動までに数秒かかるのと、
起動後にバックカメラ映像を大写しするために
ボタンを3回押さなければなりません。
しかしそれより問題なのが体感で300ms〜500ms程度の表示遅延があること。
バック時はそれほどスピードは出さないので、
それでも大きな問題にはなりませんが、
安全のために使うものなのでやはり気になります。
まあ基本的にこれを見ながらバックすることはないのですが。

ということで、私は以前からバックカメラは
遅延の原因となるディジタル要素は排除すべきと考えており、
ベストソリューションはアナログビデオ信号(NTSC)と確信していました。
ただ、NTSCではSD解像度は伝送できても、HD解像度には対応できません。
最近はHDが当然ですし、将来的にどうなるのだろうと心配していました。
しかしちゃんとHD-TVIという規格(元はとあるメーカーの独自規格っぽい)があり、
HD画像を大きな遅延なくアナログで伝送してくれます。
監視カメラのSDからHDへの置き換え向けに開発されたものらしいのですが、
車のバックカメラにも十分使えます。
私の考えることなど、世の天才たちは解決済みなんですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿