Ubuntu18.04上で開発環境を整備してみましたので
その方法を紹介します。
なおAndroid Studioを既にインストール済みで、
Androidアプリケーションの作成ができるまで
セットアップされていることを前提とします。
詳細については公式ドキュメントを参照ください。
インストールには以下のコマンドを実行します。
# snap install flutter --classic次いでAndroidアプリ開発のための条件の許諾のため
$ flutter doctor --android-licensesを実行し、途中のいくつかの質問にyを押して答えます。
最終的に
$ flutter doctorの実行結果が
Doctor summary (to see all details, run flutter doctor -v): [✓] Flutter (Channel stable, 2.0.5, on Linux, locale ja_JP.UTF-8) [✓] Android toolchain - develop for Android devices (Android SDK version 30.0.0) [✓] Chrome - develop for the web [✓] Android Studio (version 4.0) [✓] Connected device (1 available) • No issues found!のようになっていれば準備完了です。
以下のコマンドでインストール先のフルパスが
分かるのでメモしておきましょう。
$ flutter sdk-path続いて[Android Studio]を起動し、
[File]-[Settings]-[Plugins]メニューの[Marketplace]から
[Flutter]プラグインと[Dart]プラグインを[Install]します。
これでAndroid StudioでDart+Flutterが使用可能となります。
それではAndroid StudioでAndroidアプリを作ってみましょう。
[File]-[New]-[Create New Flutter Project]メニューを開き、
[Flutter Application]を選んで[Next]をクリック、
[Flutter SDK path]に先程メモしたFlutterのインストール先のフルパス
(多分"/home/<ユーザ名>/snap/flutter/common/flutter"な感じ)を入力し、
あとはJavaでAndroidアプリをつくるのと同じように
進めていけばいいでしょう。
AndroidスマートフォンをそのUbuntuマシンに接続(adb)し、
それをターゲットデバイスに設定した上で
[▶]アイコンをクリックして暫くすると
スマートフォン側でサンプルアプリが起動します。
[+]を押す度に数字が増えていくアプリです。
なおターゲットデバイスに[Chrome(web)]を選択すると
ウェブアプリとして実行できるので、
こちらで作り込みを進めてから
ターゲットをAndroidデバイスにするなんてこともできます。
クロスプラットフォームのいいところですね。
なお開発を進めるにはソースコード"lib/main.dart"を
いじるのが基本となります。一度実行してしまうと
巨大な"build"ディレクトリが出来上がりますが、
[Tools]-[Flutter]-[Flutter Clean]メニューで消せるので、
githubに登録などする前には削除することをおすすめします。
参考までに私が作成した私が作成したアプリのソースを公開しておきます。
似たような機能をJavaで実装したコードもあるので、
比べてみるなどしてみてください。
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