2014年6月23日月曜日

Outlook.comの独自ドメインが…

先日Outlook.comから不幸のメールが届きました。
2014 年 4 月 10 日以降、Outlook.com ではカスタム ドメインの新規登録がサポートされなくなりました。 
だそうです。
Windows Live アドミン センターにログインしてみると
確かに[ドメインの追加]ボタンが無効になってます。
あーなんてこったい。
一応
現在このサービスをご利用いただいているお客様には、既存のカスタム ドメイン メール アドレスを使用して Outlook.com にログインできるよう継続してサポートを提供いたします。
とは書いてあるのでまったく使えなくなるわけではありませんが、
ただし、2014 年 7 月 31 日以降、カスタム ドメインではアカウントの追加や変更が行えなくなります。
とも書いてあり、実質はしごを外されたことになります。
Google Appsの無料版がなくなるときにさんざん宣伝してたくせに、
こんなことになるとは。
まあタダで使わせてもらっておいて文句も言えないんですけど。
なお有料でいいならOffice 365への移行が勧められています。

こうなると無料のメールサーバホスティングの将来が危ぶまれます。
私の所有する4つのドメインのうち2つはGoogle Apps(無料版)、
残りの2つはOutlook.com(無料版)を利用していますが、
これらの無料サービスが停止してしまうと非常に困ったことになります。
たくさんのメールアドレスを使うとなると、1アカウントいくらの有料サービスは利用できないので、
安く上げるには今使っているVPSでメールサーバを運用するのがいいのでしょう。
ですが冗長化のために別の事業者のVPSを借りたりすることも検討が必要で面倒です。
また、今更POP/IMAPのメーラーを使いたくもないので
ウェブメールのシステムを入れないといけません。
さらに電子メールの世界は意外と技術進歩があって、
Sender-ID、DKIM、DMARCのようなスパム防止対策や、
サーバ間でのメッセージ暗号化のためにまじめに電子証明書を取得・管理する必要もありますし、
最近のNSAの一件からEnd-to-Endの暗号化の話まででてきて、
素人がキャッチアップするには手間がかかりすぎます。
とにかくGoogleが儲かって、せめてGoogle Apps(無料版)だけでも
今後も現状維持してくれることを祈るばかりです。

さて、Outlook.comでは1ドメインにつき500アカウントまで作成できますが、
カスタムドメイン対応廃止に抵抗すべく、500アカウント作ってやろうと思いつきました。
って、単なる嫌がらせです。
とりあえずドメイン認証に使うかもしれない
postmaster、hostmaster、webmasterのような管理者っぽいアカウントなどつくり、
親類・友人の名前でつくり、あとは適当に作成です。
2ドメイン分1000アカウントを7月31日までに作ってやります!!
すでに心が折れそうですが…

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