2014年4月1日火曜日

iPhone4SにMVNOなSIMを

半ば衝動買いした楽天のSIMカードのエントリープラスプラン。
日本通信SIM U300が現役のあと1ヶ月間完全に寝かしておくのももったいないので
Softbank iPhone4S(iOS 6.1.3)に挿してみることにしました。
といってもこのiPhone4SはSIMロックしてあるので単に挿しただけでは動きません。
そこでSmartKing 4Sを購入です。
docomoのピンクSIMとの組み合わせは使えないと注意書きはあるものの、
常用するつもりはなく、動作確認してみたいだけで、
価格もそう高くはないので軽いノリで作業開始です。

結果ですが普通につながります。
同封の説明書きとそこに書いてあるURLのあるウェブページを参考にしながら
特に難しくもない作業をこなすだけで完了します。
強いて言えば、電源投入から3G回線につながるまでに時間が少しかかることと、
データ通信専用SIMだからでしょうか、バッテリーのヘリが早いような気がすること、
それにやっぱりテザリングはできないことぐらいです。
なお、やるなら各自自己責任でお願いします。

ただ今回やってみて問題点も見つかりました。
1つはセキュリティの問題です。
Softbank(だけ?)のiPhone4Sだと、どうもAPNの設定が手動で出来ないらしく、
あるウェブサイトに情報を登録した上で設定ファイルをダウンロード、インストールすることになります。
日本通信やIIJmioのSIMカードだと、それでもあまり気にはならないのですが、
楽天の場合はユーザ名やパスワードが各アカウントごとに別のものが割り当てられていて、
それらもいまいち素性のはっきりしないウェブサイトに教えることになってしまいます。
そのユーザ名やパスワードは楽天のサポートサイトへのログインアカウントでもあるため、
へたをすると何かされてしまう危険があります。

2つ目は海外でSIMカードを購入する時の不便さです。
先のようにAPN設定が手動で出来ないため、渡航先でプリペイドのSIMカードを調達しても、
まずWiFi回線がないとデータ通信の設定が出来ません。
多分音声通話は出来ると思われるので、仲間とはぐれたときの緊急回線として使えるでしょうが、
その程度の使用方法なら日本のSIMカードを入れたままで
国際ローミングでも金銭的負担はそう変わりません。
わざわざ現地SIMを使うのは安価にデータ通信が目当てなので、この仕様は辛いですね。
国外によく行くのなら、古い機種でもいいので真のSIMロックフリー端末がよさそうです。

そして3つ目が不安定さです。
不安定といっても通常使用時に動作が不安定という意味ではありません。
私はiPhone4Sを普段は電源を切っていて、必要なときだけ立ち上げています。
一日中電源を入れないことも多く、入れたとしても一回5分程度だけです。
携帯電話との2台持ちならではの運用で、
これなら普段スマートフォンのバッテリーの残量を気にしなくてすみます。
で、SmartKing 4Sを入れてしばらくしてからのこと、
iPhone4Sの電源を入れると"アクティベーションが必要です"と表示が出て先に進めません。
iPhone4S購入時にもらった契約中のSoftbankのSIMカードに入れ替えると
アクティベーションが出来たようで、
また楽天のSIMカードに入れ替えてもきちんと動作するようにはなりました。
しかし、いつまた"アクティベーションが必要です"といわれるかと思うとちょっと不安です。
こういうトラブルはえてして大事な場面で起こることも多く、
いざと言うとき使えないのでは役に立ちません。
SoftbankのSIMカード等の緊急対応セットも持ち歩かなければならないのなら、
モバイルルータとセットで使った方がいいように思います。

ということで、楽天SIMは日本通信SIMが期限切れとなる一ヶ月後に
P01Dに移すことにしました。

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