2013年7月9日火曜日

F1の安全性がひどい

先日もF1の安全性について書いたのですが、
先日またもひどい状況を目にしたのでイギリスGPとドイツGPについて書いておきます。

イギリスGPではタイヤのバーストが頻発しました。
そしてバーストしたタイヤが後方に飛んでいくと言う恐ろしい光景を目にしました。
2009年のハンガリーGPでバリチェロが落としたボルトが
マッサのバイザーを直撃する事故がありましたが、
もしあのバーストしたタイヤを喰らったら即死でしょう。
幸いにもアロンソらはうまくよけていましたが、
場合によってはマーシャルや観客に被害が起こっていた可能性もあるわけで、
タイヤメーカーのピレリや各チームにはこのようなことが起こらないようにしてもらいたいものです。

ドイツGPについてはピット作業で交換できていなかったウェーバーのタイヤが外れて
カメラマンを直撃しました。
テレビ中継ではほとんど写されていなかったのですが、
どうもヘリコプターで病院に運ばれたようです。
骨折や脳震盪はあったものの幸い命に別状はない模様です。
ピットクルーとドライバーどちらに非があるのかはわかりませんが、
危険な状態でのリリースが起きないよう技術的工夫やレギュレーションの強化を願います。

また、エンジンブロー(?)で止まったビアンキの車が坂道をころがってコースを横切るという
前代未聞な事も起こりました。恐ろしすぎます。
ドライバーが乗っていない状態の車を周りにだれもいない状態で放置しておくのは
ドライバーもマーシャルもどうかしてるとは思いますが、
こういうのを見ると、万一の状況に備えて強制レッドフラッグボタンを
各係員の判断で押せるようなシステムの導入さえ必要な気もします。

どうも最近のF1はあらゆるところで危険が顕在化しているようです。
シーズン途中ではありますが、もっと恐ろしいことが起きる前に予防を図るべきでしょう。
ドイツGPでは最後の数週ベッテルとライコネンのバトルで手に汗握りましたが、
別のところで脂汗をかくのは本意ではありません。

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