2013年7月22日月曜日

MacBook Proを使ってみて

MacBook Pro(HDD付き)を購入して一ヶ月ほど使った感想など書いてみます。

何年か前Googleの開発者カンファレンスに個人的に参加したとき、
周りのかなり多くの方がMacBook Air(時期的には初代、もしかしたら2代目)を使っていて、
バッテリーの不安もあってDELLの11inchノートPCとASUSのネットブックを持って行っていた私ですが、
なんだか恥ずかしくて(DELLさん、ASUSさんすいません)、
弁当を隠しながら食べる女子学生のような気分でこっそりPCを使っていたことを思い出します。
その頃はまだクラウドという言葉は一般的でなかったと記憶していますが、
私の個人的コンピュータ環境はすでにウェブブラウザとUNIXコマンドさえあれば
結構何とかなる状況になっており、もはやWindowsにこだわる必然性もなく、
このときの体験によるMacへの憧れも加わって、
次にノートPCを買うならMacBookだと心に決めていました。
それから実際に買うまでは本当に長かったのですが…

さて、しばらく使ってみたMacBook Proは私が通常使用するには十分に早く快適です。
Windowsとの勝手の違いから手間取ることもありますが、おおむね満足です。
ちなみにその辺のノウハウについてはまた後日書き残しておくつもりです。

ハード的に一番気に入っているのはキーボードが光るLED照明です。
このところ猛暑が続いており、LED照明といえどもつけると暑いので、
テレビの光のみですごすことも少なくないのですが、
PCを使うときキーボードが光ると暗い中でも文字入力が問題なくできて大変助かります。
もちろんバッテリーの駆動時間に大いに影響する可能性があるのですが、
私は普段ACアダプタを挿しつつ使うことが多いですし、
キーボード照明の明るさは変えられるので明るい場所では切っておけばいいですし。

ACアダプタの話題が出ましたが、このACアダプタもなかなか気に入っています。
サイズ的には超小型とはいえませんが、iPad用のACアダプタをそのまま大きくしたような
側面が正方形の薄型形状で、コンセントへの差込電極は折りたためる一体型と
延長用のACケーブルとが付け替えられる仕組みになっています。
残念なのはACアダプタと本体と接続するためのDCケーブルが取り外し不可となっていることで、
DCケーブルがかなり細いことは携帯するにはいいのですが、
ACアダプタとつながっている根元をぞんざいに扱うと故障の原因になりそうです。
差込電極一体型で運用する場合はACアダプタの形状により出先で困る可能性も考えられるので、
短い電源延長コードを一緒に持ち歩くのがよさそうです。

ACアダプタを気に入っているもうひとつの理由はMagSafe(MagSafe2ではありません)です。
本体との接続保持が磁石の引力によっており、
接続するときのカチッという小気味よい音や、外す時の感触がなんだか気持ちよくて。
鋼鉄ジーグのテーマ曲が頭をぐるぐる回ってしまうのは年齢から来るものでしょう。
実用上は事故等で起こりえる強すぎる力でコードを引っ張っても磁力が引き剥がされるだけで、
本体やコネクタに与える物理的ダメージを最小限にできますし、
iPad miniLightningケーブルのように裏表を気にせず接続できるのも便利です。

なんだか細かいところばかり書いてしまいましたが、
普通のノートPCとしての使用感もよく、大変満足しています。皆さんにもお勧めします。
ただし、私のMacBook Pro(HDD付き)は世代的に古いのと、思ったより重いので、
HDDにこだわらない方、持ち歩くことが多い方は、
素直に最新のMacBook Airをチョイスするのがいいでしょう。
あるいはRetinaを優先するならRetinaなMacBook Proもいいのではないでしょうか。

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