2013年5月1日水曜日

DiXiM Digital TV for iOS

デジタル放送が幅を利かせるようになってからなかなか役に立ってくれないDLNAが
ついに私の手元でも実用になりました。DiXiM Digital TV for iOSの登場です。
価格は1000円とその価値からすればかなりの安値です。
ただしこの手のソフトは相性の問題もあって、
実際同種のiOS用Twonky BeamではDIGAが使えな(正確に言うと使えないことはない)かったり、
Windows用のソフトでも特定のPCでは動作しなかったりというようなこともあり、
有料ソフトの購入は結構勇気がいるのですが、
幸いにも動作機器リスト
私の所有するDIGA BZT710もしっかり載っており、
ライブチューナー(放送転送)にも録画番組の再生にも対応しているとのことで早速購入してみました。

私が所有するiOSデバイスはiPhone4S(iOS5.1.1)と初代iPad(iOS5.1.1)です。
DiXiM Digital TVの対応デバイスからは初代iPadは残念ながら外れているのですが、
ダメもとでやってみるとしっかり動作しました。
どうやら動作保証がないだけみたいです。ラッキー。
というわけでいろいろ試してみました。

BZT710とiPhone4S(iPad)を同一サブネットに接続すれば
DiXiM Digital TVがBZT710を認識してくれます。
チューナーを選択すると放送中の地デジやBSが視聴できました。
CSはについては無料放送っぽいものが選択可能になっているようです。
放送局を選択すると十数秒後に動画の再生が始まりますが、
テレビで放送を確認するとその十数秒の遅延が発生していることがわかります。
バッファリングやエンコードのために必要な時間で、
実質的にタイムシフト再生しているのと同じと思われます。
これでネットにつながっていれば家の中でどこでもテレビが見られます。
ただしiPhone4Sで再生中にiPadでも再生しようとすると後者でエラーが発生します。
つまり動画再生は同時に1端末ということになります。
再生さえしなけば複数端末から同時にアクセスすることは可能です。

もちろん録画した番組の再生も可能です。
HZモードで録画したものは快適に再生できます。
ただ操作から十数秒の遅延が発生するためトリックプレーはほとんど役に立ちません。
スライドバーで再生ポイントを指定できるのでそれでざっくり調整するぐらいです。
なお動画再生は同時に1端末のみです。

DLNAサーバとの組み合わせにもよるのかもしれませんが、
動画の解像度はやや低いように感じます。
iPhone4Sや初代iPadで見る分には影響はないのですが、
AirPlayでApple TVに飛ばして大画面でみたりすると荒が目立つかもしれません。
私はApple TVを持っていないので試せていませんが、
この機会に買ってもいいかなという気になってきました。

ということでDiXiM Digital TVかなり気に入りました。
DIGAを持っていてTwonky Beamで悔しい思いをした方は今すぐ買ってみましょう。

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