2006年11月10日金曜日

Zaurus USBホスト

Zaurus SL-C1000 は非公式ながらUSB 1.1 のホスト機能を持っています。
いろいろなサイトでいろいろなものを接続していますが、
ここでもちょっと紹介します。

さて、SL-C1000にはUSBのminiABと呼ばれる端子がついており、
本体付属のリンクケーブルでPCと接続することで
USBスレーブデバイスとして認識されます。
このminiAB端子ですが、本来のUSB端子より1本多い5ピンとなっており、
第4ピンをGNDに落とすことでホスト動作となります。
簡単に言うと、USB A端子メス と USB miniAB端子オス(正確には miniB) の変換ケーブル(向かって右が1番ピン、写真の参照)を
が200円位で入手できるので分解し、内部でminiAB端子の4番ピン(内部で何にもつながっていない端子)と5番ピンをショートさせるだけです。
なお、ピン番号は写真でも確認ください。
ちなみに、2,000円ぐらいでしっかりとした製品もあるので、
器用でない方は購入することをお勧めします。

さて、作成した(購入した)USBホストケーブルで
Zaurus に日本語USBキーボードを接続するとそのまま使えます。
ついでに、http://tbox.jpn.org/linuzau/ の
keyhelper_1.2.2-1_arm.ipk
keyhelperconf_0.3.0-1_arm.ipk
をインストールしておきましょう。

マウスについては前もって
http://atoah.com/zaurus/?page_id=12 の zmouse_0.1_arm.ipk か
http://tbox.jpn.org/linuzau/ の inputhelper_1.0.1-1_arm.ipk
をインストールしておく必要があります。
私は後者を入れてますが、自身で判断してください。

もちろんUSBハブを使ってキーボードとマウスを同時に利用することもできます。
ただし、私の手元にあるUSBキーボードの1つをUSBハブの1つを経由して接続すると、
'1'を押したのに'b'が入力されたりなど、おかしな現象が起こります。
なお、USBデバイス、USBハブを使うときは電力に注意してください。
本体から供給が間に合わないようならセルフパワーのUSBハブをはさむなど工夫してみてください。

最後になりますが、やってみるときは自己責任でお願いします。
どうなっても私は責任持てません。

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